がんばらにゃ2014年10月号
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くらしの安心を考えるVol.811月に開催するくらしの見直し講演会で講師にお迎えする須原光生先生に子どもの教育費について教えていただきました。 「教育費を準備するのはいつ頃から?」こんな質問があります。知識と強い意思を持ち、少しでも「早い時期」から行うことが正道です。可愛いエンジェルのために、思い立ったが吉日、コツコツと気長に「時間の財産」を使って今すぐ始めましょう。 教育費は、子どもの人数やそれぞれの進路によっても大きく変わっていきます。また、自宅からの通学、寮や下宿生活、専門学校、国公立か私立か、学科も文系・理系によっての授業料、子どもの男女差や年齢差などでも大きく変わっていきます。 負担増の時期はそれぞれケースなどによって違いますが、時期が来れば間違いなく教育費はかかります。たとえば、高校まで公立、卒業後大学進学の場合は、当然負担増は大学の期間と考えられます。早めにその時期を予想し、全額準備ができなくても、少しでも多めに準備をしていけば、子どもが負う奨学金などの借金も少なくて済みます。また、兄弟姉妹間の不公平を防ぐことにもつながります。これまで教育費の準備を怠ってきたという人も、気づいた時点で始めることです。 教育費の準備は、生まれたらすぐに、途中からでもすぐに、どんな金融商品でも、少しでも長い時間をかけて、コツコツと「積み立てる」ことが最良方法です。つまり「継続は力なり」の強い精神で続けることです。 子どもが生まれてすぐの時は積み立てていても、幼稚園や小学校では習い事や塾などで家計が厳しくなり、継続が難しくて途中で止めてしまう人がいます。児童手当をもらっている人はせめてその手当をあてましょう。 住宅取得や繰り上げ返済資金、車購入などの際にも、教育資金を流用せず、キープする家計管理も大事なポイントです。「止めない」「使い込まない」が重要です。また、場合によっては祖父母の理解を得て教育費の贈与(※)や貸借も考えられます。(※2013年4月から孫の教育資金を1500万円まで非課税で贈与できる新制度が開始。(2015年末までの時限措置)) 子どもの未来を左右する「教育」という財産を残すためにも、頑張って準備をしていきましょう。間違いなく教育費はかかる進路のケース(一例)お金がかかる!「教育費」早めの準備大作戦PROFILE元日本証券業協会 証券教育広報センター関西支部長で48歳の時に独立。25年間の投資教育の経験を生かし、現在は貯蓄・投資・家計管理・子ども向け金銭教育等々に関する講演や研修会の講師やTV・ラジオも出演。身近な視点でヒント満載の講演内容は「おもしろく、楽しく・元気が出るセミナー!」と大好評。金融・投資教育コンサルタントファイナンシャルプランナー須原 光生 氏エンジェルはお金がかかる!~子ども・孫の教育費等、早めの準備大作戦~子どもへの金銭教育や教育費の準備について、経験をもとにお話いただきます。孫も含め、未来ある子どものためにしっかり、がっちり備えていきましょう。福井県生活学習館 ユー・アイふくい3F映像ホール(福井市下六条14-1)11/29(土) 13:30~15:30      (開場13:00)須原 光生氏無料  130人(先着順)15ページコールセンターまで時定¥申すはら みつお講所くらしの見直し講演会託児あり10日前までに要予約お子さまお1人につき300円小学生未満まで ※先着順「準備する・継続する!!」強い意思が子どもを救うLPAの会す はら みつ お講師の須原先生は現在、仕送り大学生の父親として、またお爺ちゃんとしても奮闘中!LPA(ライフプランアドバイザー)の会小・中学校(公立)高校(公立)専門学校高校(私立)就職大学2014.10月号4

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