がんばらにゃ2016年11月号
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通信第4回理事会だより2016年 9月28日【4大活動の状況】2016年8月31日現在組合員数出 資 金共済加入事 業 高 宅 配 店 舗 福 祉 共 済14万9,402人 90億6,738万円7万2,221件95億2,204万円46億8,642万円39億6,654万円7億7,502万円9,403万円102.1%102.0%101.6%103.6%100.5%107.2%106.0%97.0%100.2%100.2%100.2%98.4%97.9%99.0%98.7%100.0%実績計画比前年比※1万円未満は切り捨て協議・議決事項❶8月度事業・活動・経営報告 8月度の事業高は19億8千万円、経常剰余金は2千万円になりました。 本年度から各支所に配置した支部長が、災害時の物資協力協定を締結している県内16市町の担当部署を訪問し、最新の支援物資の確認を行うなど、関係づくりに努めました。❷第2四半期まとめと第3四半期方針 第2四半期(7月〜9月)の事業高は57億4千万円、経常剰余金は1千万円の見通しです。 第3四半期(10月〜12月)は、新OCR注文用紙やシニア向けカタログ「ゆとろぎぷらす」の導入、ハーツはるえのリニューアルや迎春活動などを成功させ、経営計画達成をめざします。また、福井市鮎川町に訪問介護のサテライト事業所を開設し、福井市沿岸部でのホームヘルプサービスを拡充します。『自立支援』にむけて〜足を床につけて座る〜人間は誰でも、最後まで〝自分らしく〞、〝誇りをもって〞生きたいと願っています。きらめきでは、ご利用者の尊厳を大切にしながら、ご利用者が自立して生活をしていくために必要な支援をしています。ここでは私たちのケア指針「10の基本ケア」をもとに、『自立支援』に向けての予防体操を紹介していきます。 なぜ足を床につけて座ることが大事なのでしょうか?人間は二足歩行をする動物です。二足歩行をするために下肢(脚部)筋力はもちろん足の裏の感覚が重要になってきます。長い間、足に体重がかからない生活をしていると下肢の筋力が衰えるだけでなく、骨も弱くなり、感覚も低下してきます。それは人間の体は使わない部分をいらないものと判断していくためで、脳や筋肉を使うことで機能を維持できるのです。きらめきでは車椅子の方でもしっかりと足が床についた状態で座っていただき、車椅子から椅子やベッドに移る際もしっかりと足に体重をかけて移っていただきます。そうすることで下肢筋力や足裏の感覚を維持でき、また筋肉を使うことで血液の循環がよくなり意識がはっきりとするのです。そのことが食事をする意欲やトイレで排泄をすることにつながっていきます。私たちは床に足をつけて椅子に座ることが人間らしい生活をする上で重要な一歩だと考えています。 足を床につけるためには椅子の高さが大切になります。一般的に椅子やトイレの高さは約40センチのものが多いのですが、膝から下の長さよりも低い椅子に座ることで足をしっかりと床につけることができ、生活の中で自然に立ち上がりの筋力トレーニングにもなります。まずは椅子の高さを確認してみましょう。足腰が弱ってきたと感じる方には足がしっかり床につく椅子に座ることをおすすめします。①足をしっかり床につけて椅子に座る。 今回は椅子に座ったままできる下肢のトレーニングを紹介します。②足を身体の方に少し引き寄せ、つま先 に体重がかかるようにかかとをしっか り上げて下ろすを繰り返す。③足を膝より前に出し、 つま先をしっかり上げて 下ろすを繰り返す。足を床につけて座る予防体操羽水きらめきTEL.0776-32-6000時間/8:00~17:00(月~金)きらめき通信 ミニ講座検索バックナンバー若い方でもつまずきやすい方には、「つま先歩き」や「かかと歩き」をおすすめします。介護予防ミニ講座かかと上げ・つま先上げ体操羽水きらめき宮下 貴文(理学療法士)参考 「人間力回復―地域包括ケア時代の「10の基本ケア」と実践100」大國康夫著 出版:クリエイツかもがわ足の裏全体が床につくように【効果】…足の拘縮(※)予防とむくみ防止、足裏の感覚低下の防止、歩行時のつまずき防止。(※)拘縮…筋肉や関節が動かなくなること。こうしゅく20回 1日3セット(朝・昼・晩)基本の座り方がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp13

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