がんばらにゃ2018年9月号
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 私は今、商品の仕入れ担当をする中で、毎日多くの人や物、情報との出会いがありますが「買い手や現場にこの商品をどのように伝えるとみんなが喜ぶか」を視点に勉強できるのがとても楽しく、やりがいを感じています。実は私が生協職員になりたいと思った決め手は、入協前にハーツつるがで購入したたこ焼き。ホッとする味に心を奪われました。「たった一つの商品との出会いが、人の人生に影響を与えることがある」。これを身をもって体験した私は、「店舗力のさらなる向上」を目標にしています。ハーツでの人や物との出会いに多くの想いを乗せた物語を。〝一期一会の店舗づくり〞に努めたいと考えています。小さな「イイネ」の積み重ねで店舗力向上生協職員の生協ファンを増やす福祉といえば「生協」と言われるように県民せいきょうは40年間、組合員と職員が力を合わせて進んできました。それは例えると「県民せいきょう」という名の船に乗った“航海”です。大きな波も時には嵐も共に受け止め、乗り越えるたび、船をさらに強固に柔軟に改良してきました。そして、仲間を増やし大きくもしてきました。地域を巻き込んだ大きな船は、これからも時代の様々な要望を受けて改良を重ね、次なる50年をめざして、大海原を進んでいきます。店舗事業部 商品支援 係長 2005年入協藤本 実沙 生協職員の仕事の醍醐味は、組合員とのふれあいから生まれる「ストーリー=お役立ち」だと思います。かつて独居の方宅への配達時に、いつもと様子が違ったため畑にまわると、倒れている組合員さんを発見。その時すでに亡くなられていました。後日ご家族から「母を見つけてくれてありがとう」とご連絡をいただきました。組合員さんとのストーリーは日常の至る所にあり、それらが増えていくことが「生協で良かった」につながるのだと感じています。私の夢は、職員こそが「根っからの生協ファン」になるように、その場をつくり増やしていくこと。それがさらなるストーリーの源になると信じています。事業ネットワーク支援 課長2008年入協山内 達郎 訪問介護を始めたのは20歳。社会人としてのマナーすらおぼつかなかった私を、人生の大先輩である利用者の方々が受け入れてくださり、育ててくださいました。心に触れ、寄り添えること、利用者さんの生活に密着した仕事は、他では味わえないありがたい仕事だと日々感じています。今でも「生協は介護もしているんか?」と聞かれることがあります。生活全般を支えられる組織力は他にない強みで、そこから職員が勉強できることも多いと思います。「生協なら何をまかせても大丈夫」と信頼される存在になり、さらに「生協といえば福祉」と言われるくらいに福祉事業を成長させたいと思います。坂井きらめき 副施設長 2006年入協岡倉 麻衣私たちがつくる これからの10年―職員の夢―2018.9月号4

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