がんばらにゃ2019年4月号
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SDGsとは、「Sustainable Development Goals」の省略で、日本語では、「持続可能な開発目標」と表現されます。2015年の国連総会で「今、全世界が取り組むべき課題」として採択されたもので、「2030年までに貧困や飢餓、環境などの問題解決に地球全体で取り組み、「誰一人取り残されない社会」をめざすための17の目標」です。県民せいきょうは、SDGsの達成のための取り組みを推進しています。A納豆を食べたらシャリシャリしていて、白い粒が付いていました。食べても大丈夫でしょうか?Q 納豆が発酵し過ぎた(二次発酵)ことが考えられます。 納豆は納豆菌によって発酵させることで、特有の風味や食感になりますが、発酵が進み過ぎると食味不良につながります。そのため、工場では発酵させたあと、冷蔵温度帯(0℃〜10℃)で管理し、発酵を抑制した状態で出荷しています。しかし、冷蔵温度帯をこえてしまうと、納豆菌は生きているため発酵(二次発酵)が急激に進み、大豆のたんぱく質がさらに分解され、アミノ酸の一種であるチロシンの結晶が析出することがあります。 冷蔵庫内でも開閉による温度変化を受けやすいとびら付近に置かないようにすることが、二次発酵を抑えるポイントです。またはカタログ「おいしい時間」の「ひとことめも」にご記入いただき、配送担当者まで。メールでのご意見、ご質問は info@fukuicoop.or.jp までお名前、ご住所、お電話番号、返答方法(メール・TEL・文書)をご記入ください。〈受付時間〉月~金/8:30~20:00 土/9:00~17:00※受付時間外は、音声ガイドにて、お問い合わせの受付と緊急時の連絡先をご案内しております※おかけ間違いが ないように、番号を お確かめくださいおしえて!の商品のこと、配送やお店のこと、生協全般のことなど、県民せいきょうコールセンターまでお気軽にお問い合わせください。 チロシンはたけのこの水煮などでも見られることがあります。害があるというわけではありませんが、苦みや食感の悪さの原因となります。二次発酵の状態になるとチロシンの析出のほかにも、糸引きが弱くなる、粘りがない、アンモニア臭が強くなる、強い苦みを発するなどの現象が発生します。 なお、これらの現象は、休んでいた納豆菌が再び活性化して二次発酵したことによるものです。通常の納豆とは異なる味やにおいがしていても、有害な物質は含まれていませんので、食べても健康への影響はありません。参考 「商品なるほどシート No・1603‐01」(日本生協連) 日本では過労死が起こるほど働き過ぎが深刻な問題となっています。国や企業が経済成長ばかりに目を向け、働く人の安全や教育、報酬をないがしろにしていると、人々は人間らしい生活を送ることができません。この目標8では、経済成長と、人間らしいくらしができる仕事とを両立させる方法を考えようとよびかけています。 県民せいきょうでは、働きがいのある人間らしい仕事を得られる社会をめざし、労働安全衛生の維持向上、女性活躍の支援、家庭と仕事の両立支援、所定外労働時間の削減、有給取得推進、障がい者雇用、高齢者雇用などに積極的に取り組んでいます。 経済活動は就業する一人ひとりの働きにより成り立っています。職員がイキイキと働き続けられる環境づくりを進めることが経済成長につながります。働きがいも 経済成長も二次発酵の代表的な現象買ったらすぐに冷蔵庫で保管し、冷蔵庫の開け閉めも気を付けましょう県民せいきょうの17の目標に対する取り組みは、ホームページをご覧ください県民せいきょう SDGs検索豆知識5がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp

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