がんばらにゃ 2020年8月号
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 最後に片足立ちのバランス運動です。バランス運動は不安定な地面で行う程効果が高くなります。・片足を上げ、次に足とは反対の手を上げます。この状態で30秒キープします。反対側の足も行います。 次は猫背を直していきます。 猫背には、背骨はもちろん肩甲骨の位置が大きく関わっています。肩甲骨が外側に離れていると猫背になりやすく肩甲骨についている筋肉も働きにくくなってしまいます。・両手を前に伸ばして肘を手前に引きます。この時に肘の位置が重要で高さは肩の高さ、なおかつ肩よりも後ろに引いてください。この動作を繰り返します。★肩甲骨は腕の動きに合わせて回旋運動します。肩甲骨の動きを意識して、肩甲骨のまわりの筋肉を動かしてみましょう。 まずは姿勢です。適切な姿勢で運動を行うことで効果を最大限にすることができます。①両手を前で組んで上に上げ、背筋を伸ばします。②そのまま息を吐きながら右に体を傾けていきます。脇腹が伸びているかを意識しましょう。③息を吐ききったら、息を吸いながらゆっくりと元の姿勢に戻ります。反対側も同様にしていきます。猫背を直す運動股関節周囲を鍛える運動片足立ちのバランス運動背筋を伸ばす運動羽水きらめき宮下 貴文(理学療法士)羽水きらめきTEL.0776-32-6000時間/9:00~17:00(月~金) 次は股関節周囲の筋肉と可動域両方を鍛えることができる運動です。・足を揃えた状態から大きく一歩踏み出します。その状態から一歩で戻ります。介護予防ミニ講座運動効果を高める運動世の中に運動はたくさんありますが姿勢や関節の可動域がしっかりしていないと効果が十分でない場合があります。そのため、姿勢やバランスを良くする運動、可動域を広げる運動がとても重要になってきます。今回は、きらめきで行っている運動の一部を紹介します。生協の福祉用具カタログ姿勢の運動はFacebookでも公開しています。 30秒が簡単な人は座布団や布団の上など、より不安定な場所でも試してみてください(転倒にはご注意ください)。①〜③をゆっくり2回ずつ1日3セット(朝・昼・晩)10回ずつ・1日3セット(朝・昼・晩)3回ずつ・1日3セット(朝・昼・晩)左右30秒ずつ・1日3セット(朝・昼・晩)左右交互に20回・1日3セット(朝・昼・晩)・肘を曲げて肩を指先で触り、肘を外側に回します。この時、指は常に肩から離さないでください。上方回旋下方回旋1243指は肩に触れながら肘を上げ外側に回す肩甲骨を意識きらめき(福井県民生協の福祉)通信2020.8月号10

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