がんばらにゃ2025年12月号
12/20

1飲料水と生活用水の備蓄と確保1災害時の備蓄品を準備する3水を節約する工夫3情報を入手する方法を確保する停電に備える3つのポイント2暖を取るための備えをする断水に備える「水」と「トイレ」 寒さが厳しく、大雪に見舞われることも多い福井の冬。もしもの災害で「停電」や「断水」が起きたら、私たちはどう行動すれば良いのでしょうか?また、車の立ち往生でやむを得ず「車中泊」を強いられた場合、命を守るためにどうすれば良いのでしょうか。 今回は、冬の災害から身を守るための重要なポイントをまとめました。ご家族で話し合い、今一度、備えを見直してみましょう。福井県防災士会のご協力の下防災に関するお役立ち情報をお届けします2018年2月の豪雪の様子※消臭剤や凝固剤を使うと、より衛生的です 冬の停電は、暖房が使えなくなるだけでなく、情報収集や食料の確保にも影響を及ぼします。家庭でできる備えを確認しましょう。 停電が数日間続くことを想定し、最低3日分(できれば1週間分)の食料や飲料水を備蓄することが推奨されています。普段食べている常温で長期保存できるレトルト食品や乾麺、缶詰などの食品を少し多めに買い置きし、食べたらその分を買い足す「ローリングストック」という方法で簡単に備蓄することができます。日頃食べ慣れたものをストックしておくと、災害時でも食べやすく安心感が高まります。 特に、冬は温かいものが食べられるよう、カセットコンロやカセットボンベを準備しておきましょう。また、懐中電灯や予備の乾電池、モバイルバッテリー、携帯ラジオは、停電時の情報収集に不可欠です。 電気が止まっても、寒さをしのげるように準備しておくことが重要です。使い捨てカイロ、毛布、寝袋、厚手の衣類、湯たんぽなどを備蓄しておきましょう。また、窓に断熱シートを貼る、カーテンを閉め切るなど、室内で暖を保つ工夫や、電源がなくても使える石油ストーブを常備することも有効です。 停電時はテレビが見られません。内閣府の防災情報では、携帯ラジオやスマートフォンの充電を満タンにしておくこと、モバイルバッテリーを確保しておくことを推奨しています。これらの方法で、気象情報や避難情報などを正確に把握することが、安全な行動に繋がります。 冬の災害では、水道管の凍結や破損によって断水が起こる可能性があります。生活用水が確保できなくなる事態に備え、準備を進めましょう。 内閣府の推奨する飲料水の備蓄量は、1人1日3ℓが目安です。ペットボトルをいくつか用意しましょう。加えて生活用水は1人1日10〜20ℓ程度が必要とされています。それぞれの“水”を備えておくと安心ですね。 大雪や凍結で下水配管が損傷すると、水洗トイレが使えなくなります。そんな時には携帯トイレや凝固剤を備えておくことで、衛生的な問題を解決できます。ビニール袋や新聞紙などを使った簡易トイレや凝固剤、携帯トイレなどを1人当たり最低35回分(5回×7日分)準備しておくと安心です。①便器の中に厚手のビニール袋を2重にして被せる②排泄物を受け止める新聞紙や吸水シートを入れる③排泄後は中のビニール袋を縛り、別の袋に入れて 密閉して保管する 食器はラップやポリ袋を敷いて使い、汚れたら捨てることで、水を使わずに済みます。耐熱性があり湯せん調理ができるポリ袋を使用すれば、鍋を洗わずに済み、お湯も再利用できるので被災時には重宝します。また、お風呂の水を常に溜めておいたり、ペットボトルに水を詰めて冷凍庫に入れておけば、非常時の保冷剤兼飲料水として活用できます。    簡易トイレの作り方の例2トイレの準備は必須122025.12月号□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□□冬の備え、見直そう! 命を守る防災チェックリスト

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る