認知症になっても、これまでと同じように、地域や社会とつながり、何らかの役割をもって生きていける社会をつくっていこうというのが認知症フレンドリー社会の考え方です。認知症の人が多く暮らす時代に、どのような社会設計が必要なのか、こうした社会をつくるためには、私たちはどんなことができるのでしょうか。みなさんも一緒に考えてみませんか?
宮城県仙台市在住、44歳。2013年、39歳の時に若年性アルツハイマー型認知症と診断される。診断後も、会社の理解のもと勤務を続ける。
認知症の本人中心の団体「日本認知症ワーキンググループ」のメンバー。
2015年5月、仙台市で、認知症当事者による認知症当事者のための相談窓口「おれんじドア」を開設し、各地で活動を広げている。広島県広島市在住。営業一筋で役員として働いてきたが、57歳頃から職場や取引先でトラブルが続き、勤務先の社長に受診を勧められ、59歳で前頭葉側頭葉認知症との診断を受ける。
その後ボランティア活動や生活生涯講座など多忙な日々を送っている。
特定非営利活動法人もちもちの木「たぬき倶楽部」代表。NPO法人認知症フレンドシップクラブ理事。2001年、NHK入局。番組ディレクターとして認知症・がんなど、医療・介護についての番組を制作。
2009年、NHK退職後、NPO法人認知症フレンドシップクラブ東京事務局代表に就任。認知症をテーマに、企業・行政との協働プロジェクトや事業・イベントの企画運営を行う。
