すくすく子育てQ&A 離乳食と食物アレルギーについて

すくすく子育てQ&A

日頃、ハーツきっずを利用してくださっているみなさんからのご質問に対して、専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただいています。
情報誌「がんばらにゃ」で掲載しています。
子育ての参考にしてくださいね。

今回のテーマ 離乳食と食物アレルギーについて

Q食物アレルギーが心配なのですが、
離乳食を進める上で気を付けることを教えてください。

A 赤ちゃんにとって初めて口にする食材が食べられるかどうかとても心配ですね。離乳食期では鶏卵、牛乳・乳製品、小麦での発症が7割程を占めていますが、これらは身体をつくる上で大切な栄養素なので食物アレルギーを恐れて自己判断で離乳食の開始を遅らせたり、制限・除去したりすることは避けなければなりません。赤ちゃんの体調がよい時に新鮮な旬の食材を加熱して与えるとよいです。1回1さじから始め、少しずつ量を増やして、様子を見ましょう。5~6回続けてみて大丈夫であれば別の食材へと進めます。もしも赤ちゃんが食物アレルギーであれば、特定のアレルゲン(アレルギー症状を引き起こすたんぱく質)を含む食物を摂取した後にじん麻疹や息苦しさ、腹痛や嘔吐などの症状が見られます。万が一おかしいな?と思ったらすぐに病院へ。受診できる時間帯(平日の午前中など)だと安心です。
 離乳食はアレルギーの原因になりにくい食材(お米、さつまいも、大根、人参、かぼちゃなど)から始めるとよいですね。
 食物アレルギーを心配する気持ちはわかりますが、赤ちゃんの月齢や発育に合わせて楽しくチャレンジしていきましょうね。

管理栄養士 野路 直美さん

管理栄養士 野路 直美さん

福井市にある浅田クッキングスクールで25年間料理講師を務めた後、「のじファーム」を立ち上げて環境や体にやさしい農業を実践している。米や野菜の生産・農業体験・料理教室や講演など食育活動を行う。