すくすく子育てQ&A 災害時の授乳の備えについて

すくすく子育てQ&A

日頃、ハーツきっずを利用してくださっているみなさんからのご質問に対して、専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただいています。
情報誌「がんばらにゃ」で掲載しています。
子育ての参考にしてくださいね。

今回のテーマ 災害があったときの授乳方法について

Q災害があったときの授乳方法について教えてください。

A

 自然災害が多い近年、備えをされているご家庭も多いと思いますが、特に乳幼児をもつご家庭では、備蓄に加え、災害による生活の変化と対策を。
 母乳育児の場合は、ストレスなどで一時的に母乳分泌が低下することもありますが、できるだけおっぱいを吸わせることを続けることが大切です。スキンシップの継続は赤ちゃんとママ双方の安心・安定にもつながります。また、安心して授乳できる環境も大事です。避難所で周囲の方々と協力してプライベート空間を確保しましょう。
 調乳する場合にも備え、ペットボトルの水を用意する際には腎臓への負担を考慮し、硬水(ミネラルを多く含む)は避けましょう。2018年より国内で製造・販売が開始された液体ミルク(液状の人工乳で、常温での長期保存が可能)も災害時に有効です。
 この他、哺乳瓶の確保が難しく、紙コップや洗ったコップなどで代用することもあるでしょう。ストローの練習もまだなのに…と慌てないで。赤ちゃんによってはマグやストロー飲みを飛ばして、コップ飲みを好む子もいたりします。哺乳瓶のように飲んだ量は正確にわからないかもしれませんが、非常時こそ、小さな赤ちゃんの大きな可能性を信じて、できる方法をいろいろと試してみましょう。

保健師・ヨガ講師 内山 絵理さん

保健師・ヨガ講師 内山 絵理さん

3児の母で自身も子育て真っ只中。フリーの保健師として赤ちゃん訪問に関わりながら、「マタニティ・ベビー・産後ママのちいさなヨガ教室」も開催しています。命を育み、親子で共に成長する時間を大切にしたいと思っています。