すくすく子育てQ&A 発音について

すくすく子育てQ&A

日頃、ハーツきっずを利用してくださっているみなさんからのご質問に対して、専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただいています。
情報誌「がんばらにゃ」で掲載しています。
子育ての参考にしてくださいね。

今回のテーマ 発音について

Q2歳半でことば数はずいぶん増えてたくさんお話をしてくれるようになったのですが、発音がとても気になります。
どのように伝えていけば良いですか。

A

発音の発達は個人差が大きいと知っていても、同年代の子がキレイにお話ししていると比べてしまい心配になることもありますよね。発音やことばが育つ時の大人の関わり方のコツは、“ゆっくり・はっきり・聞き取りやすいことば”で、大人が発音の良い見本になることです。
不明瞭なことばや間違った発音でお話ししている時は、

  • 『言ってごらん』と試したり、『駄目じゃない“さ・か・な”でしょ!』などと言い直しをさせるのはやめましょう。
  • 大人が正しい見本をさりげなく伝えてください(例…カラスを見ていて『たーちゅ』と言っていたら『あ、ほんとだ』と認めてから『カラスだね』と話す など)。
  • 『話し方』ではなく『お話の内容』をよく聞いてあげてください。

発音は、身体全体の動きと一緒に育ちます。よく噛むこと、元気に遊ぶこと、吹く遊び、舌でなめる動きなど、生活や遊びの中で動きを高める工夫をしましょう。2歳代でもお話が上手でなくても大丈夫です。おおよそ5歳頃には発音が明瞭になっていきます。焦らずにのびのび子育てしてくださいね。

言語聴覚士 酒井 那旺さん

言語聴覚士 酒井 那旺さん

穏やかな声が印象的な酒井さんは県内でも数少ない、小児を専門にフリーで活動する言語聴覚士。6年間の基幹病院療育外来での経験を生かし8年前にフリーの道へ。現在、県内保健センターや子育て支援関連施設、児童デイサービスセンターなどで、定期健診や相談、リハビリを行っています。