活動紹介

福井県協同組合連絡会・ 視察研修に参加しました

 

10月5日(木)

場所:JA福井市 殿下ふれあい支店福井県協同組合連絡会ジンジャー1

福井県協同組合連絡会は、福井県内5つの協同組合(福井県JA中央会、福井県経済連、福井県漁連、福井県森連、福井県生協連)が協同活動や情報交換を行いながら、社会的・経済的地位の向上と広く協同組合運動の発展を期することを目的としています。今年は福井県農業協同組合中央会(JA福井県中央会)の運営により、視察研修が10月5日に開催されました。

まず、JA福井市販売戦略室の三上浩一氏より「ジンジャーガールズの取り組みを通じたJAの販売戦略について~組織活動を事業へ~」と題してお話いただきました。

福井県協同組合連絡会ジンジャー2JPG

平成24年度から「福井をショウガで元気に!」を理念として、生姜をつくるメンバーを拡大して、収穫体験や、メーカーと加工品づくりなど外部との連携を広げていった経緯を伺いました。栽培の研修や視察、コンテスト、ハジカミ神社への豊作祈願など「楽しい」をイメージした活動を続けた結果、ジンジャーガールズは平成24年度の409人から平成28年度には1414人に、販売高は27万円から910万円に、加工品はゼロから6品目に増え、さらに福井国体での販売を見据えたお菓子をメーカーと試作中だそうです。「農業や組織活動は人の心を豊かにしてくれる。協同組合の挑戦で福井を元気にしましょう」と話を結ばれました。

JA福井市総合企画部(生活指導)次長でありジンジャーガールズのメンバーでもある渡辺ひろ子さんは「販売額や収穫高の数字目標が次のステップにつながる」ことを語られました。また、男性が圧倒的に多いJAの女性組合員の拡大もすすめているそうです。落ち着いた中にイキイキと輝く笑顔が印象的でした。