3月15日は「世界消費者権利デー」です

世界消費者権利デーは、1962年3月15日に、米国のケネディ大統領によって消費者の4つの権利(安全への権利、情報を与えられる権利、選択をする権利、意見を聴かれる権利)が初めて明確化されたことを記念し、世界中の消費者の権利を促進するために国際消費者機構(CI:Consumers International)が提唱している世界的な記念日です。
今年の活動テーマは「信頼できるスマート製品」。
スマートフォンやAIスピーカーといった、接続機能を内蔵したさまざまな製品について、消費者保護や消費者の権利の実現を求めていくこととしています。
スマート製品は、インターネット接続機能を持ち、利用履歴などのデータを外部に送信することで、利用者のニーズに応じたサービスを提供する製品です。
安全で公正なデジタル市場の広がりや、トラブルが発生した時の補償の確保・詐欺や不正のリスクの軽減を実現し、消費者が安心して利用できるインターネット世界を築くために、事業者による自主的な努力や規制、法による適正な表示・取引等に関する規制はもちろん、消費者自身がトラブルを未然に防ぐために取り組むことが大切です。
私たち福井県生協連は、全国の生協や消費者団体・行政などと連携し、消費者の権利が保障され、安心してくらせる社会づくりをめざします。