がんばらにゃ2013年3月号
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22013.3月号2~復興への思いを込めて~がんばらにゃ!東日本復興応援企画3/9~3/11 ハーツ各店 3月9〜11日、ハーツ各店では、「がんばらにゃ!東日本復興応援企画」を開催します。震災を乗り越え、復興への熱い思いが込められた東北の商品を利用することで、被災地を応援していきましょう。 「笹かまぼこ」発祥の地といわれている宮城県。co・op笹かまぼこを製造する(株)佐々直は、あの日の震災で名取市閖上地区に構えていた本社工場を津波で流されました。残されたのは震災前に休業していた1つの工場。1からの新たなスタートとなりましたが、〝大正5年創業からの佐々直の味〞を絶対閉ざさないという強い思いと、多くの方々からの支援で、震災から1ヵ月後に、再出発することができました。 昨年5月には、仮設ながらも名取工場が完成、操業を始めました。「ゆくゆくは、ふるさとの閖上地区で、美味しいかまぼこ作りができるよう、一歩一歩、前へ歩んでいきます。」と(株)佐々直の佐々木さんから力強いお言葉をいただきました。 津波の影響で塩害を受けた岩沼市玉浦地区の沿岸部の農地では、「食のみやぎ復興ネットワーク」が『なたねプロジェクト』を立ち上げ、2011年10月、塩害に強いとされる菜種を蒔きました。耕作放棄を防ぐとともに、収穫された蜂蜜や菜種の商品化を通じて生産者を支えるという取り組みです。 種を蒔いてから7ヵ月後には一面に菜の花が咲き乱れ、みんなの思いをのせた蜂蜜がとれました。やさしい風味のなの花蜂蜜から「希望のなの花はちみつ飴」が誕生したのです。 この飴を製造している蔵王の昔飴本舗も、震災で大きな被害を受け、現在 2011年3月11日の大震災から2年。被災地は少しずつ復興の兆しを見せ始めていますが、一方でまだまだ不便を強いられている地域、被災者、避難者の方が多数いらっしゃいます。 2013年度も、被災者のみなさんと被災地の復興のため支援を継続していきますので、引き続きのご協力をよろしくお願いいたします。は仮修繕された工場で製造を行っています。 「みんなの願いを込めたなの花蜂蜜を伝統の技でやさしく包み込みました。このプロジェクトに参加し、なお一層頑張っていこうと従業員一同気持ちを込めて作っています。」早期の復興をめざして日々努力されている蔵王の昔飴本舗のみなさんです。魚の風味を大切にし、味わい深く仕上げました。歯ごたえある食感をお楽しみください。(株)佐々直佐々木 市哉さん(右)県民せいきょう商品部 寺田(左)店内に飾られているポスターには、津波で破壊された工場の写真と熱い思いが。工場は今でもこの姿のまま閖上に残っています。食べて応援しよう希望のなの花はちみつ飴 笹かまぼここれからも被災地を応援しますがんばらにゃ東日本がんばらにゃ東日本ゆりあげざ おう蔵王の昔飴本舗のみなさん一面に広がるなの花畑※蜂蜜は放射性物質検査を実施しています

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