がんばらにゃ2013年6月号
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がんばらにゃに関するご意見、ご感想などをお聞かせください…… ganbaranya@fukuicoop.or.jp3 家庭の電気使用量は、毎月の検針票で、家屋全体の電気使用量しか把握することができませんが、『HEMS』を設置すると、その場で電気使用量や、ブレーカー単位での電気使用量を確認することができます。具体的なエネルギー使用量を把握することで、省エネ対策を考えやすくなります。 2013年度、日本生協連と連携して、100件の家庭に『HEMS』を取り付け、2年間のモニター活動に取り組みます。(うち30件が福井県内)。今後、実態調査を行いながら、家庭の中でどのように電気が使われているかを分析し、全体の家庭の省エネ提案の取り組みにつなげていきたいと考えています。家庭の電気の見える化機器『HEMS』)ホームエネルギーマネジメントシステム(で実証実験家庭の電気の見える化機器『HEMS』)ホームエネルギーマネジメントシステム(で実証実験 県民せいきょうでは2005年より、温暖化防止自主行動計画を定め、CO2の排出削減の取り組みを進めてきました。現在は、2005年度より15%のCO2削減を目標に、省エネ型の店舗への改装や設備の導入、職員一人ひとりの業務中でのエコ活動などの取り組みを進めています。 しかし、福祉施設や店舗の新設などもあり、エネルギーを総量で削減することは難しくなっています。そこで、CO2の排出権を購入(カーボンオフセット)していきます。 具体的には、福井県の「ふくい・おひさまクラブ」のカーボンオフセットを購入し、生協の事業で発生するCO2から相殺するクレジットを購入します(2013年度中に約100t購入予定)。省エネに積極的に取り組んでも削減できない分をカーボンオフセットで排出権を購入することにより、社会的責任を果たしていきます。CO2の排出権の購入(カーボンオフセット)CO2の排出権の購入(カーボンオフセット)              温暖化の一番大きな原因は、CO2などの温室効果ガスが増えすぎることです。しかし、私たちがくらしていくなかで、CO2 の排出量をゼロにすることは難しいため、まず、できるだけ量が減るよう努力し、どうしても出る分については、排出量に見合ったCO2を減らす活動に投資することなどにより、埋め合わせをするという考え方をカーボンオフセットといいます。(カーボン:炭素、オフセット:相殺)カーボンオフセットとはカーボンオフセットとは努力しても削減できない部分をカーボンオフセット削減するための取り組みで削減を実現CO2削減15%目標CO2削減15%目標CO2削減活動や太陽光発電の普及活動に使われます。ふくいおひさまクラブよりCO2の排出権を購入さらに詳しく環境活動をまとめた「環境レポート2013」をご希望の方は15ページコールセンターまでお申し込みください。(6月末発行予定)※写真はイメージ(昨年のもの)です冷気を逃さないよう扉付きの冷凍ショーケースやLED照明など(ハーツ)

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