がんばらにゃ2014年5月号
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食の安全安心を考える5〜8月は品質・品温管理強化月間新鮮で品質のよい農産品をお届けします 丸岡物流センター(坂井市)内にある農産加工センターには、たんぽぽ便やハーツで取り扱う農産品が全国各地から入荷します。より新鮮で品質のよい状態でお届けするための取り組みを紹介します。 野菜や果物などの農産品は鮮度が命。新鮮な状態で袋詰めをして出荷された農産品でも、物流中のちょっとした振動が傷やつぶれの原因となり、組合員のみなさんのお手元に届くまでに品質が劣化してしまうことがあります。 そこで、2011年に農産加工センターを設立し、お届けまでの時間短縮、品質向上の取り組みをスタートしました。産地から袋詰めをしない状態で入荷し、個人別仕分けの直前に、点検しながら、袋詰めをすることで、品質が悪くなったものを取り除いています。(当センター加工品は全体の約4割程度 2014年4月現在)❶農産加工センターに箱ごと入荷した農産品は、まず産地や品種、量目などを検品します。❷さらに、商品加工(計量・袋詰め)の際には、商品ごとに設けた点検基準に沿って、傷みや腐り、つぶれがないかなど、一つ一つ厳しい目で点検します。❸点検に合格した商品を袋に詰め、最後に産地や量目が記載されたカードを入れたら、商品の完成です。個人(班)別に仕分けされます。 さらにこれから夏場にかけては、農産品が傷みやすいため、品質管理担当者が毎週月曜日、配送センターにて配送当日のトマトやレタスなど特に傷みやすいものについて、無作為に確認しています。点検強化で品質アップお届け直前にチェックお届けする商品と間違いないか確認!品質の悪いものを発見!▲点検基準折れつぶれ傷農産加工センターの作業場は、鮮度維持のため、年中12℃に保っています。また、異物混入を防ぐため、作業場には窓がありません。 私たちが一番気をつけていることは、〝農産品は生きているということを忘れないこと〞です。ちょっとした温度や湿度の変化、扱い方によって品質は変わります。特に夏場は農産品が暑さで弱りやすいので、冷やしこみなどを行うことがあります。 農産加工センターができたことで、商品の袋詰めからお届けまでの時間が短縮されました。1日に入荷する農産品は約160品目。私たちはその全てを手に取り点検することで、よりよい商品をみなさんにお届けできるよう努めております。農産加工センター課長 青木 茂雄たんぽぽ便をご利用のみなさまへ なるべくお早めに品質の確認をお願いします。 農産加工センターでは、よりよい商品をお届けできるようきめ細やかに点検を行っておりますが、万が一、腐りなど品質の良くないものが届きましたら、コールセンター(左ページ)または、配送担当者までご連絡をお願いします。交換品(代替品)をお持ちします。2014.5月号4

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