がんばらにゃ2015年12月号
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通信コミュニケーション認知症の方と関わる人は、会話やコミュニケーションをどうやってとればよいのか、悩む時期がおとずれます。今回は、認知症の方とのコミュニケーションのポイントをお伝えします。 認知症の方は、最近のことを記憶するのが難しくなっていますが、忘れてしまうことを自覚している場合も多くあります。いろいろなことを不安に思い、それを隠そうとしてごまかしたり、他人を非難したり拒否することで、自身を守ろうとします。 新人介護従事者からも、「どうやって話をしたらいいのか悩みます。同じことを言ってきて、どう返事していいのか分からない。」と相談されることがあります。 みなさんは認知症の方が、同じことを繰り返し聞いてくる時、どれだけ会話を続けることができますか?おそらく、ほとんどの方が、1分ほどで会話を終わらせてしまうでしょう。認知症の方の会話は、非現実的であったり、話がかみ合わなかったりします。介護する側は、どう答えてよいのか分からず、ごまかした答えで返事してしまうことがほとんど 認知症の方に、「ごまかし・嘘」は通用しません。「ばかにされている」と感じ取り、ますます混乱し、悪影響になります。会話の内容が非現実的であっても、一旦話を受け入れて(共感)ください。認知症の方がよく繰り返す言葉や訴えを、同じ口調や表情で繰り返す・訴える事柄と、反対のことを連想させる質問(帰れなくて困ったことはありますか?など)をします。また、「はい・いいえ」で答える質問は会話が終了してしまうので避けてください。「誰が・何を・どこで・いつ・どうやって」の言葉や「曖昧な言葉(どんな感じがする?など)」を使って、認知症の方が自由な返事を返せるように心がけてください。また、会話の内容が非現実的であるほど、「なぜ?」という質問をしてしまいがちですが、「なぜ?」という言葉は認知症の方の行動を直視させ否定する言葉になるので使わないようにしましょう。 認知症の方は私たちと同じ人間です。仲の良い友人や兄弟と話しているように接していくと、認知症の方が本当に伝えたい内容が分かることがあります。ぜひ、ためしてみてくださいね。坂井きらめき 石川 陽子話下手なのはどっち?会話をするポイントくらしのお役立ちキャンペーン2015の報告くらしのお役立ちキャンペーン2015の報告9月に「くらしのお困りごとは生協に」をコンセプトにくらしに役立つサービスを全事業所で紹介いたしました。ご参加・ご協力いただいたみなさん、ありがとうございました。備えよう食事宅配(夕食弁当・介護食・医療食)の試食会&介護相談会各ハーツで開催し、沢山の方のご参加いただきました。「美味しい」「医療食は便利」など好評な声をたくさんいただくことができました。学ぼう認知症サポーター養成講座104人の組合員のみなさんと377人の職員が受講しました。県民せいきょう職員の7割が認知症サポーターとなりました。楽しもう各地域できらめき祭を開催!今年も各地域で盛大にきらめき祭(約1800人来場)・きっず祭(310組来場)を開催しました。たくさんのご来場ありがとうございました。食と福祉と助け合い店舗でのブース案内きっず祭りの様子試食会・介護相談会羽水きらめき祭りの様子認知症ミニ講座❾10です。また、介護する側から話をしようとしても「はい・いいえ」で答えられる質問しかできていないのが現実です。 認知症の方とは会話が続かないのではなく、介護する側が認知症の方との会話やコミュニケーションを特別のものと思い込んでいるのです。●高齢者介護施設きらめき …サービスにより異なります。  各施設までお問い合わせください。●くらしの助け合いの会 …12/30(水)~1/3(日)お休み 【お問い合わせ先】 くらしの助け合いの会 TEL.0776-52-0655 (受付時間  月~金 9:00~17:00(祝日は除く))年末年始の営業案内お問い合わせ先 15ページコールセンター2015.12月号12

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