がんばらにゃ2016年5月号
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つくる、つなぐ、まなぶを通じて福井の元気作りに貢献するふくいレインボーファーム 2016年1月、組合員のみなさんに安全・安心で新鮮な農産物を提供することを目的に新たに「ふくいレインボーファーム株式会社」を設立しました。地域と連携を図りながら、県内の農業活性化をめざし、地産地消推進や耕作放棄地解消などに取り組みます。2015年度 感動の初出荷2016年度の取り組み 県民せいきょう版GAPに基づいた農薬管理、施設管理、労働衛生管理に取り組みます。また農薬の使用を極力抑え、福井県が推奨するエコファーマーの認証取得をめざします。 2015年度は、設立に先駆け農地の確保や職員育成などの準備を進めました。初めての農場は敦賀市の休耕地で、サツマイモやキャベツ、白菜などの栽培、また、「東浦みかん」の生産をスタートしました。 初出荷となったキャベツは1週間で全1300玉を完売。組合員のみなさんからは「すばらしい取り組みだと思います」「耕作地の保全は大きい課題なので、今後も期待しています」など好評な声を多数いただきました。定植から収穫までを担当し、自らの手で収穫したキャベツをハーツ店頭で販売した木村担当は「初めてのことばかりで農業は難しいと感じた1年でしたが、みなさんに応援していただき、また自分が育てた野菜が売れていく姿を目にして、とても感動しました」と当時を振り返ります。 また「ふくい園芸カレッジ(福井県新規就農支援施設)」で1年間研修生として農業分野の生産技術や就農に必要な経営手法を学んだ山本担当は「年間を通してよい野菜をみなさんにお届けできるようにこれからも勉強することを怠らずに精進していきます。2016年はチャレンジの年!」と意気込んでいます。 あわら市(北潟地区)と敦賀市(沓見・木崎・東浦地区)に計約6ヘクタールの農地を借り受けました。3〜4月にかけて、あわら農場ではジャガイモ、ニンジン、キャベツ、大根など10品目、つるが農場ではキャベツ、ほうれん草、ブロッコリーなど5品目を植付け、5〜7月にかけてハーツや宅配サービスたんぽぽ便で販売を予定しています。また、つるが農場ではみかんに加え、ぶどう、ゆず、レモンなどの果物、また米の栽培にも取り組みます。左から、あわら農場 山本担当・窪田農場長    中川代表取締役・宮越取締役    つるが農場 浅野農場長・木村担当トマトの栽培実習 山本担当東浦みかんの収穫の様子キャベツの収穫 木村担当レインボーファームの栽培管理基準ふくいレインボーファームマスコットキャラクター私たちレインボーファームは① 働く職員の幸せを追求し、  持続可能な農業経営を実現します② お客様(組合員)や地域に感謝され、  共に価値を創造する組織をめざします③ 人と自然に優しい農業をめざしますあわら農場上野山担当つるが農場松原担当ニューフェイス!つなぐつくるまなぶ•地域農産物の販路拡大の お手伝い•新規就農者などの雇用促進•県民せいきょうの 流通を通じた食品 リサイクルループ•自然に優しい農業体験•食育活動(組合員交流)•地場で安全・安心な 農産物の提供•品質(トレース)と鮮度の追求•顧客・地域と共に価値を 創造するブランド商品作り組合員(消費者)▲敦賀市の認定書 認定日2016年3月7日あわら市・敦賀市より農業経営改善計画の認定を受けました…ハーツ・      …宅配サービスたんぽぽ便 で取り扱っています ※取り扱い状況は、変更になる場合もありますのでご了承ください。 ※パッケージデザインが異なることがあります。宅3

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