がんばらにゃ2018年10月号
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通信 長時間窓を閉め切っていると、空気の循環がなく、部屋の空気が悪くなって様々な病気や感染症を引き起こす原因になります。部屋の空気は想像以上に汚れています。窓を開けて換気をすることは健康を保つ第一歩です。①除塵効果 空気中のほこりには、目に見えない有 害な雑菌や病原体が付着しているこ とがあります。換気をすることで室内 の塵埃の除去や病原体の拡散防止の 効果が期待されます。②室温調整効果 室内を暖め過ぎたり、冷やし過ぎたり した際、外気を取り入れることで適温 にします。換気は、エアコンが効き過 ぎた部屋のリセット機能も担います。③脱臭効果 いろいろな原因から発生する不快な 悪臭をすみやかに排出し、快適に過ご換気の効果換気の工夫羽水きらめきの活動紹介 ~世代間交流で、心身ともに活性化!!~ 羽水きらめきでは、ご利用者のみなさんが併設のハーツきっず羽水へ週2回お出かけし、子どもたちと世代間交流を行っています。ご利用者が、朝のおやつを子どもたちに配ることから始まり、絵本を読んであげたり、新聞遊びをしたり、一緒に花の苗を植えたりと様々な活動を行っています。すっかりお馴染みになったお子さんは、おばあちゃん(ご利用者)の膝に自分からちょこんと座るようになりました。 このように子どもたちと交流することで、ご利用者が昔の子育てを思い出し穏やかな表情になったり、子どもたちのちょっとした仕草を見て笑顔がこぼれたり…。自然に子どもたちからパワーをもらっているようです。 今後も、人と人との「つながり」を増やし、楽しくイキイキと心身の活性化ができることをめざしていきます。 せる環境をつくります。④除湿効果 最近の建物は高気密高断熱で密閉度 が高いので、空調によって結露が発生 しカビの原因になります。湿気のこもっ た室内の空気を排出することで、人と 住まいにやさしい環境を保つことが できます。参考 「人間力回復―地域包括ケア時代の「10の基本ケア」と実践100」大國康夫著 出版:クリエイツかもがわ小浜きらめきTEL.0770-56-5757時間/9:00~17:00(月~金) 例えば冬場、暖房によって室内が乾燥しインフルエンザウイルスやノロウイルスなどの感染症が広がりやすい環境になってしまう恐れがあります。 外気の湿度は、季節に関係なく平均50%以上あるといわれています。寒くても、暑くても、まずは窓を開けて外気を取り入れてから加湿器などを使うと、より効果的に湿度を上げることができます。 換気のポイント 風が通るように、窓を対極の2箇所開けることが大切です。窓を全開にする必要はありません。ほんの少し5cm〜 cm程開けるだけでも十分に換気することができます。1〜2時間に1回程度の換気が理想です。健康のためにもこまめに換気することを習慣化しましょう。15 快適な室温・湿度の目安冬…温度18〜22℃  湿度45〜60%夏…温度25〜28℃  湿度55〜65%小浜きらめき統括施設長 茶谷 佳秀ちゃや介護予防ミニ講座「換気」をしましょう〜きれいな空気で病気予防〜窓を開けて外の新鮮な空気を取り入れることで、さわやかな気分になることはありませんか。換気をすることは、衛生面だけでなく、私たちの心にも良い影響を与えてくれます。私たちの身体はたくさんのきれいな空気を取り込むことで、健康な状態が保てるのです。お問い合わせ先羽水きらめき〒918-8114福井市羽水1丁目107番地TEL.0776-32-6000生協の福祉用具カタログ2018.10月号8

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