がんばらにゃ2018年12月号
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通信身近な歩行器〜身体に合っていますか〜高齢になると、障がいや足腰の衰えなどで自力で「歩く」ことが困難になる場合があります。「歩く」ことは、筋力を維持したり、寝たきりを予防したり、また活動範囲が広がることで心身の健康状態の維持につながるなど、非常に重要な意味があります。 「歩行器」には、足にキャスターが付いているもの、左右を交互に動かせるものなど、さまざまな種類があります。使う方の体力や身体機能、使う場所などを考慮し、用途に適したものを選ぶことが大切です。 身体の状態や歩行状況に合っていない歩行器を使用することは、非常に危険です。全国では歩行器使用中の事故が多発しています。 例えば、屋内で使用している歩行器は、屋外での使用には適していないものもあります。環境に合った歩行器が必要になります。 次のような使用法は危険!! 歩行器と体が離れたまま歩いている 歩行速度の加減ができないが、ブレー キのない歩行器を使用している 座面がない歩行器だが、座れそうなと ころに座っている 小回りがきかないが無理やり持ち上 げたりして使用している 歩行器の選び方や使い方を間違えると、転倒や身体への負担も懸念されますので、使用者だけでなく介護者やご家族も正しい選び方、使い方を知っておくと良いですね。 県民せいきょうでは福祉用具の販売からレンタルまでさまざまな商品をご用意しておりますので、いつでもお気軽にご相談ください。身体に合った歩行器を使用して安全に歩行し、快適な生活を送りましょう。歩行器を選ぶときのチェックポイント合っていない歩行器に潜む危険丹南きらめき ~地域と共に~ 丹南きらめきでは、ご利用者のみなさんが地域の方々と一緒に畑で作業をしたり、ハーツやコープの宅配を利用しての「買い物リハビリ」を行ったりと新しい取り組みを始めています。また、地域住民や企業向けに、各地域で認知症サポーター養成講座の無料開催や認知症カフェ、貯筋運動教室を開催しています。7月からは、コメダ珈琲 武生店とコラボし、店内の一角をお借りして認知症カフェ「夢カフェ」を開催しています。参加者のみなさんからは「お話ができて、毎回楽しいわ」「ここのモーニングが美味しい」との声をいただいています。 興味のある方は、いつでもお気軽にご相談、ご見学ください。お問い合わせ先丹南きらめき 〒915-0801 越前市家久町49字(武生商業高校付近)TEL.0778-22-5001歩行器の種類型シルバーカーキャスター付き歩行器馬てい型歩行器固定型/交互型歩行器特 徴対象者鞄付きが多く、荷物を持ち運ぶことができる。コンパクトで柄も豊富。歩行姿勢の保持が可能な方、自立歩行が可能な方、歩行に不安を感じ始めた方、主に屋外用下半身の筋力が低下している方、歩行に安定感がほしい方、腕力の弱い方でも使用しやすいスムーズに移動しやすく、小回りがききやすい。下肢筋力の低下や痛みがある方、杖では不安定な方、片足に痛みがある方、姿勢バランスがとりにくい方ハンドル型では安定感が保てない方、ふらつきやすい方肘を乗せて歩行が可能で安定感が高い(屋内用)。リハビリに用いられることも多く歩行練習に適している(屋内用)。認知症カフェ認知症サポーター養成講座開催希望がありましたらご連絡ください。丹南エリア担当吉田嶺南エリア担当芝福井・坂井・奥越エリア担当森川お気軽にお問い合わせください毎月 第3木曜日10:00~12:00コメダ珈琲 武生店所時毎月 第2水曜日 14:00~15:30ハーツたけふ毎月 第4木曜日 14:00~15:30北日野公民館貯筋運動教室所時所時生協の福祉用具カタログ〈コールセンター〉  0120-016-165(受付時間は19ページをご覧ください)お問い合わせ先福祉用具レンタル・販売事業所!!2018.12月号8

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