がんばらにゃ2022年7月号
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通信何をテーマに活動するかが職員の悩みにもなっているので、改めて過ごし方を考える参考になった」という感想が寄せられました。 業務改善の活動では、羽水きらめき合同チームの「職員同士が参画し〝新しい羽水きらめき〞へアップデート!!」が選ばれました。 利用者にも満足していただける新しい羽水きらめきをつくるにはどうしたら良いかをテーマに研究し、施設内の環境整備と共に、リハビリ室の見直しなどを行いました。改善を進める中で、生活に密着した自然なかたちでリハビリに取り組めるNewきらめきロードの誕生、落ち着いてリモート会議に参加できる空間の確保など、利用 2021年度は生協福祉のケア指針「10の基本ケア」をテーマとした事例研究を26事例、また「人材育成」「チームケアの質の向上」「情報共有の効率化」など業務改善につながる活動について14事例を、施設ごとに発表し職員同士が事例を共有し投票を行いました。 今回、職員に一番支持された事例研究は、江守きらめき 小規模多機能型居宅介護「愛をこめて活動を」です。 利用者の中から、日々の活動に対する意欲が落ちているという声が聞かれたことから、アンケート調査を行い、その結果から個別性と自己決定を重視した「クラブ活動」をスタートした事例です。職員が利用者と「一緒の時間を過ごす」ことを意識して関わった結果、前向きな発言や笑顔が増え、ご自身の気持ちを伝えてくれることも多くなった様子が報告されました。 この事例に投票した職員からは「塗り絵や、貼り絵が好きではない利用者は多い。「あなたらしさいつまでも」をめざして〜事例研究・業務改善発表からの報告〜高齢者介護施設きらめきでは、全13拠点で実践している取り組みを職員同士が共有し、グループ全体のサービスの質の向上と、根拠あるより良い介護実践につながることを目的に、毎年研究発表をしています。者や職員の満足度向上にもつながったことが報告されました。 「事例研究」「業務改善」共に、主役は「利用者」です。職員の発言を発端とした改善内容も次第に利用者を中心とした視点に変化していく様子は、日々利用者の思いに応えるべく取り組んできた結果です。  きらめきは、これからも利用者の声に耳を傾け思いに寄り添い、望む生活の実現に向けた支援に取り組んでいきます。10の基本ケア(ケア指針)❶ 換気をする❷ 床に足をつけて座る❸ トイレに座る❹ あたたかい食事をする❺ 家庭浴に入る❻ 座って会話をする❼ 町内にお出かけをする❽ 夢中になれることをする❾ ケア会議をする ターミナルケア(終末期の医療・  看護および介護)をするきらめきくらしのサポートくらしの中で困ったことがあれば「おたがいさま」「助け合いの心」を大切に支援(サポート)しています。掃除や食事作りなど、くらしの中でお困りごとがございましたら、どうぞお気軽にお問い合わせください。また、活動いただけるサポーターを県内全域で募集しています。お問い合わせ・お申し込みきらめきくらしのサポート TEL.0776-52-0655 〈受付時間〉月~金・9:00~17:00(祝日は除く)活動手当(1時間)800円+交通費(税込)900円+交通費(税込)1,500円+交通費(税込)内 容雪かき・重い家具移動など(要相談)家事・生活・育児支援草取り・外回りの掃除・片付けなど利用者と地域のサポーターをつなぐGBERを福井地区に続き、坂井・丹南地区にも拡大中!コープの宅配「ふくい~な」に記載の注文番号     ・数量 1 にてお申し込みができます。(後日担当者よりご連絡します)115304こちらからサポーター登録できますまたは生協の福祉用具カタログ2022.7月号10

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