がんばらにゃ11月号
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県内5か所(※)のきらめき「グループホーム」では、最期まで自分らしくくらせるよう医療と密な連携をした看取り支援を行っています。(※)2022年11月開所の丹南きらめきデュオを含むグループホームでいつまでも自分らしくいるために<回収期間><種  類><回収場所>ハーツ全店フェイスタオル、バスタオルハンドタオル(未使用のもの)通信11/14(月)~27(日) 「グループホーム(認知症対応型共同生活介護)」は65歳以上の認知症(要支援2以上)の方が、認知症の症状をやわらげることを目的に、9人までの少人数で共同生活をする介護サービスです。入居者の多い介護施設と異なり、小規模で家庭的な雰囲気の中で自立した生活を送れる環境を提供することに重点が置かれています。 岡保きらめきには、現在2ユニット(9人ずつ)の「グループホーム」があり、65歳以上〜90歳代までの方が過ごしています。毎朝、「今日は何する?」とみんなが顔を合わせて話し合うことから一日が始まります。できることを持ち寄り、スタッフと一緒に料理や洗濯、掃除などの家事をしたり、畑や買物などに出かけたりします。 「普通のくらし」へのサポートのために様々な活動をしていく中で、利用者の想いを引き出し、その人らしいくらしにつなげます。そして楽しいこと、不安に思うことを受け止め、健康的で充実した時間をともに過ごすパートナーでありたいと思っています。 しかし、認知症の進行とともに身体機能が衰えることで、今までできていたことができなくなってくることもあります。 日々楽しく過ごしていた利用者も年を重ねるうちに、食事や水分摂取がスムーズに行えなくなったり、体調を崩しやすくなったりするなど、医療的なケアが必要不可欠にもなります。医師が回復の見込がないと判断した利用者に対しては、ご本人やご家族の意思を尊重し、医師のアドバイスや指示のもと、時には実家やお墓参りなど行きたいところに一緒に行くなど、人生の最期の時までその人らしさを維持できるように、サポートしています。 このようにきらめきの「グループホーム」では、事前にご本人、ご家族を含めて「考え」や「想い」を共有し、これから自身が受ける医療やケアについて繰り返し話し合い、意思確認を取り、主治医や看護師などの協力を得ながら、最期までご本人に寄り添う看取りに取り組んでいます。また、ただ単に医療職との連携を図るだけではなく、スタッフが利用者の最期を看取ることの重要性や、一人一人に寄り添う看取りを行えるよう日々学び、実践しています。 医療機関および介護施設は感染症拡大防止のため、看取り期においても面会を制限する施設が増えました。やむを得ない対応ではありますが、そのような中でも私たちはご本人にとって「幸せな最期」を考え、日々揺れ動く感情や想いを受け止め、希望や願いを表現できる場を実現していきたいと思っています。2022.11月号6TEL.0776-52-0830時間/9:00〜17:00岡保きらめき(月〜金)バックナンバーきらめき通信 ミニ講座検索施設長 岡田 直子岡保きらめき近年大雨などによる被害が多発しています。万一の際に、被災地への緊急支援物資として迅速に提供できるよう、ご家庭で余っている未使用タオルを集めます。シミ・汚れのない未使用のタオルのご協力をよろしくお願いします。今後定期的に年2回程度(3月・9月での回収キャンペーン)実施予定です。(※)「ちょボラ」とは、「ちょっとしたボランティア」の略で、大がかりなものでなく、  日常の中でできるちょっとしたボランティアをすすめるものですに取り組みますに取り組みます  未使用タオル回収  未使用タオル回収  未使用タオル回収  未使用タオル回収キャンペーンキャンペーンキャンペーンキャンペーン

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