がんばらにゃ2023年6月号
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PickUpプレゼント! 【 図1 】回収ペットボトル再生利用の流れ使用済みペットボトル再生PET使用包材ペットボトル使用済み再生PETフィルム再生PETペレット22023.6月号店舗・宅配購入・利用商品製造組合員ペットボトル回収包材製造エコセンターなどフィルム製造再生樹脂処理 ハーツでのペットボトルのリサイクル回収にご協力いただきありがとうございます。さて、このリサイクルボックスに入れられたペットボトルの「その後」が大きく変わりました。この春から、ハーツのペットボトルは、コープ商品の包材としても活用されるようになりました。 ハーツで回収したペットボトルは、坂井市にあるエコセンターで圧縮され約1tの塊に一次加工し、再生樹脂処理工場に運びます。そこで再生PETペレットにリサイクルされた後、フィルム製造工場で再生PETフィルム化され、包材製造工場へ納品され包材に生まれ変わります。その後、食品工場などで中身が入れられて、再び商品として販売されます(図1参照)。この春から、レトルトパウチでおなじみの「 ビーフカレー」の包材が、この再生PET素材を含む原料でつくられるようになりました。 協栄産業株式会社は栃木県に本社のある再生樹脂処理工場で、使用済みペットボトルをPET樹脂に再生している会社です。協栄産業株式会社では、「回収ペットボトル」を原油に代わる「都市油田」と考えています。原油からPET樹脂をつくるよりも、回収ペットボトルからPET樹脂をつくる方が、CO2を63%減少させることができます(1kgあたり0.994kgのCO2削減)。選別(異物除去)、粉砕、洗浄、乾燥などの工程を経てフ店舗での感想はこちら本誌で紹介させていただいた方にはお買物券(500円分)コープ商品今月の店頭回収のその後ペットボトルの高度化リサイクルコープ商品の包材に生まれ変わるペットボトル〜プラスチック包材の環境問題への対応〜

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