がんばらにゃ2025年5月号
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くらしの中から STOP 温暖化えんてい6月には、敦賀市のCOOP黒河川水力発電所が稼働を開始します。県民せいきょうでは2020年に温室効果ガス削減計画を策定し、2030年までに2013年と比較して50%の温室効果ガスを削減することや、事業活動で使用する電力量を再生可能エネルギー発電でまかなえる仕組みを構築することを目標としています。 温室効果ガス削減は社会的要請事項となっており、県民せいきょうではエネルギー量を減らす「省エネ」と自然エネルギーを利用して発電する「創エネ」に取り組むことで温室効果ガスの削減を進めています。水力発電は太陽光発電と違い、24時間上、水車や発電機などの電気・機械設備は30年以上維持できる設備となっています。将来に渡って発電する設備を残していくことは、未来の子どもたちにクリーンなエネルギーという資源を残していくことにもつながります。県民せいきょうの理念である「組合員の幸せと地域社会のために」を実現し、地球にやさしいエネルギーを未来につなげていくことをめざし、水力発電事業に取り組みます。固定価格買取制度を活用し、太陽光発電の設置を進めてきましたが、2022年からは自家消費型発電の導入を進めています。2024年度までにハーツ9店舗と要冷物流センターで自家消費型発電設備を導入しました(県民せいきょうで使用する電力の約12%分を発電)。限りある資源を有効に活用し豊かな環境を未来へ引き継ぐために、県民せいきょうでは環境に配慮した取り組みを推進しています。365日安定した電源を確保できます。さらに設備の耐用年数についても、堰堤(ダム)や導水路といった土木構造物は50年以 敦賀市にあるCOOP黒河川水力発電所は、明治時代に造られた粟野発電所を再開発して造られました。再生可能エネルギーは自然をエネルギー源とするため、化石燃料を必要としない最もクリーンなエネルギーです。COOP黒河川水力発電所が稼働すると、一般家庭約1,000軒分の電気をまかなうことができます。ハーツでは、省エネと節電対策として、飲料ショーケースの消灯や夜間電源オフ、冬場の電源オフなどの取り組みを行っています。22025.5月号どうして生協が水力発電をやるの?太陽光発電システムの設置拡大ハーツの省エネ・節電対策環 境 への取り組みCOOP黒河川水力発電所県民せいきょうの

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