日本酪農協同からのメッセージ
福井県産生乳100% 安全・安心な新鮮牛乳
県民せいきょうの開発商品『やさしい味わい福井県産牛乳』。福井の酪農家の元で大切に育てられた牛から絞られた生乳は、日本酪農協同株式会社の滋賀工場に運ばれ製品化されています。
「生乳は自然のものなので、水やえさなど地域の環境によって微妙に風味が違います。福井県のものは成分的にバランスがとれていてクセがなく、甘みがありながらすっきりとした飲みごたえが特徴ですね」と語る、製造課課長の近藤慎司さん。

福井県内の酪農家から集められた生乳は、毎日朝・夕に絞られてから24〜36時間以内に工場に到着。細菌数のチェックや成分検査など厳しい受入検査に合格したものだけが、新鮮なうちに製品化されます。「毎日飲むものなので衛生管理には特に気をつけています。工場は安全・安心を第一に品質管理を徹底したJFS-B(Japan Food Safety)の認証を受けています」と語る、工場長の田渕聖吾さん。ろ過して清浄化された生乳は冷却され、さらに検査を経て均質化した後、130℃で2秒間加熱殺菌。冷却後、1時間に6000本の早さで充填し、金属検査などを経て出荷されます。

地域密着を大切にした酪農振興と牛乳の普及
工場には滋賀や三重、北海道などからも生乳が運ばれてきますが、福井県産の生乳は他県と混ざらないよう製造されています。地産地消の製品づくりを大切に考え、「地域に愛される会社として、これからも積極的に産地のわかる地域密着型の製品をつくっていきたいですね。当社は創業以来、草が育って、牛が食べ、乳ができる『草から牛乳』をつくる素晴らしさを変わらずモットーにしてきました。これからも、そうした思いのもと、地域の酪農の振興と栄養価の高い牛乳の普及を通じて、毎日の健康のためにお客さまに安全・安心をお届けしていきたいと思っています」と意気込みを語ってくださいました。


日本酪農協同株式会社 滋賀工場
工場長 田渕 聖吾さん(写真中)
製造課 課長 近藤 慎司さん(写真右)
京滋販売部販売課 係長 今阪 昌利さん(写真左)