現在日本国内においてはまだ食べられるにもかかわらず廃棄される食品が年間500万トン以上と言われています。その一方で日常の食生活に困る子どもやひとり親家庭など相対的貧困が社会問題となっています。
「もったいないをありがとうに」を合言葉に、食品ロスの削減と余剰食品を活用して地域福祉に役立てようと、福井県内でフードバンク活動に取り組む事業者・団体がネットワークを組み「福井県フードバンク連絡会」を2022年9月9日設立しました。
コロナ禍、円安による物価高騰で食料品の支援のニーズが高まるなか、食品ロス削減を推進するとともに子どもの貧困対策や地域交流の拠点づくりを支援するため、フードバンク食品提供事業者を広げ、必要とする子ども食堂や福祉団体等に定期的、継続的に食品提供が出来る体制と仕組みづくりを行い、さらにネットワークを広げ、地域福祉へのお役立ちを通じて、福井県内における「誰ひとり取り残さない」SDGsの実現をめざします。
新着情報
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2024年10月30日
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2024年10月30日
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2024年7月26日
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2024年5月15日
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2024年5月15日
主な活動内容
1/ フードバンク活動
社会福祉協議会、子ども食堂、ひとり親家庭支援団体など食料品を必要とする福祉団体への定期的、継続的な食料品の無償提供に取り組みます。(年3回程度、7月・10月・3月に実施しています)
食品等を提供いただける事業者・企業、また、食料品を必要とする団体等ありましたら、連絡会事務局までご連絡ください。
※連絡会として、個人に対しての食品提供は行なっておりません。お近くの社会福祉協議会や自治体の福祉課等の窓口にご連絡ください。
2/
食品提供事業者の
拡大
フードバンク食品提供事業者やフードバンク活動を支援する事業者のネットワークを広げます。
フードバンク食品を提供いただける事業者・団体を募集しています。
3/ネットワーク
づくり
食品提供事業者と社会福祉協議会、子ども食堂、ひとり親家庭支援団体など福祉団体とのネットワークづくりや情報交換を進めます。
4/情報収集や発信
連絡会の活動紹介や食品ロス削減などに関する情報収集や発信を行います。
団体概要
連絡会の位置づけ
会に参画する食品提供事業者の主体性を尊重し、食品ロス削減の情報交換やフードバンク食品の提供を通じて地域福祉への貢献とSDGs推進に取り組む連絡会とします。
体制
連絡会代表 | 松宮 幹雄 福井県民生活協同組合 理事長 |
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監査役 | 木間 学 株式会社ヤスサキ 総務・人事部次長 |
事務局長 | 久島 雅夫 福井県民生活協同組合 組織ネットワーク支援部 スタッフ |
連絡会規約
設立に至る経過
- 2014年6月
- 福井県社会福祉協議会より「生活困窮者に対する緊急食料支援の要請を受け、福井県民生協で年3回フードバンク活動をスタート
- 2019年6月
- 県民生協の物流インフラを使い、県内ハーツ・きらめきの拠点まで食料品を転送開始。各団体に対して拠点事業所で提供をスタート。
- 2020年
- 福井県より「福井県フードバンクモデル事業」受託
- 2020年7月~10月
- 福井市内5つの子ども食堂に食品の提供
- 2021年
- 福井県より「福井県フードバンクモデル事業」受託
- 2021年4月~10月
- 丹南・敦賀エリア8つの子ども食堂に食品提供
- 2022年3月
- 「こども食堂ネットワークふくい」を通じてフードバンク食品提供をスタート
- 2022年6月
- 福井県フードバンク連絡会の設立について、この間の活動を通じてつながりのできた事業者・団体に呼びかけ
- 2022年9月9日
- 設立集会
加入のお誘い
参加企業・団体
(2024年10月現在)