すくすく情報 赤ちゃんと運動 ~お世話にプラスしよう~
専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただきました。
赤ちゃんは重力のあるこの世界で生きていくために、「自分の体を支える」、「自分で思うように動く」ための学習を日々しています。赤ちゃんの運動とは、赤ちゃんの成長そのもの。実は、寝返り・うつ伏せ・ハイハイなどの運動は全て「体幹トレーニング」なのです。だから、日々のお世話は発達を促す運動のチャンス!
例えば、お着替えの時に赤ちゃんを抱き上げずに仰向けから横向き、横向きから仰向けと左右に寝返りをするように着脱することで、赤ちゃんが自分の体に気付きやすくなりますよ。
またおむつ替えの時は、足裏を合わせて持ち、赤ちゃんに足を持ってもらうように促したり、赤ちゃんのお顔をのぞき込むように近づいたりして、脚をM字に、お尻を床から持ち上げる姿勢にしてみましょう。この姿勢が自分でできるようになると寝返り準備が始まった証です。
ハーツきっずでも行っているわらべうたに合わせた運動あそび
「WARAリズム®」をプラスすると、楽しく運動しながら
赤ちゃんの成長を応援することができますよ
一般社団法人WARAリズム普及委員会 代表理事
森脇 友規さん

運動あそびを通して0歳児の体幹を鍛え、運動発達を促すプログラム「WARAリズム®」を開発。理学療法士監修のもと、子育て支援・保育現場でも活用され、赤ちゃんが笑顔で成長できるよう、普及活動を行っている。
WARAリズム®とは?
わらべうたに合わせて楽しくふれあいあそびをしながら、赤ちゃんの運動機能が発達する0歳からの体幹エクササイズ。運動あそびを通して赤ちゃんの心と体の根っこを育み、たくましく生きる力を育てることを目的とした運動発達プログラムです。
ハーツきっずでも、
保育の中にWARAリズム®を
取り入れ、子どもたちの発達を
支援しています

一般社団法人
WARAリズム普及委員会
Ganbaranya(がんばらにゃ)2025年3月号より
#育児
2025年3月