素材本来の風味・食感が楽しめる CO・OPドライパックシリーズ
素材本来の風味・食感が楽しめるCO・OPドライパックシリーズ
大豆などの豆類やひじきなどの海藻類は、栄養価も高く積極的に取り入れたい食材の一つですね。しかし毎日の食事に使うとなると、乾燥した状態からでは水で戻したり下茹でしたりと手間がかかり大変…。そんな「大豆やひじきなどの乾物をもっと手軽に使いたい」という組合員さんの声から生まれたのが、CO・OPドライパックシリーズです。この商品は、愛知県に本社・工場を構えるトーアス株式会社が製造しています。日本生活協同組合連合会と共同で開発し、他社に先駆けて大豆のドライパックの製造を開始したパイオニアです。
「大豆ドライパック」は原料を国産にこだわり、「大豆の横綱」とも呼ばれる北海道産の「トヨマサリ」という品種の大豆のみを使用しています。この商品の一番のポイントは、商品名にもなっている「ドライパック製法」です。缶とパウチでは製造方法が少し異なりますが、缶の場合、まず原料の大豆を水に浸けやや芯が残る程度にボイルし湯切りをしてから、割れてしまった大豆などを機械で選別後、さらに人の目と手で取り除きます。その後、素材を缶に詰めて中の空気を抜き高真空状態にしてから、高温の蒸気で蒸し上げるのが「ドライパック製法」です。缶の中で蒸し上げるためふっくらした食感になります。水煮のように水を加えないため、“ドライ”という呼び方をしており、旨味や風味が水に溶け出すこともなく、素材本来の風味・食感が楽しめるのがドライパックの魅力です。また、選別した割れ豆などは廃棄せず動物の飼料として提供するなど、環境にも配慮しています。
今回は、シリーズの中でも長年組合員のみなさんに愛され続けている「大豆ドライパック」についてご紹介します。


浸漬
大豆の約4倍量の水に一晩程度漬けます。

ボイル
水温の上げ方にも基準を設け、これによりアクを除去します。

湯切り
ボイル後、湯切りします。

缶充てん
機械で大豆を計量しながら缶に充てんします。

缶ぶた巻締
缶内の空気を瞬時に抜き取り、高真空の状態で密封します。

加熱殺菌
100℃以上の高温で加熱殺菌します。
美味しさ長持ちで災害時の備えにも
1988年に生まれた缶の「大豆ドライパック」ですが、発売当初は思うように利用が広がりませんでした。しかし試食会や学習会を通じてドライパックの良さが徐々に伝わり、さらに組合員同士の口コミで便利で美味しいという良さが広がり、コープ商品を代表するロングセラー商品になりました。
このシリーズは「大豆ドライパック」の発売後、ひじき、ミックスビーンズ、スイートコーン、ごぼうと種類が増えラインアップも充実しました。どの商品も大豆と同じように素材に含まれる水分で蒸し上げているので、栄養素が逃げることなく素材本来の風味と食感を味わえます。料理に使うのはもちろん、「大豆ドライパック」をそのままおやつで食べる方や、「ひじきドライパック(国産芽ひじき使用)」を離乳食に使用するといった方も。「ひじきドライパック(国産芽ひじき使用)」はしっとりしており、ハンバーグに混ぜるなどのアレンジもおすすめです。また缶の賞味期限は製造日から3年間、パウチは1~1年半と保存が利き、開封するだけでそのまま使えるので、災害時の備えとしても役立ちます。災害時には栄養バランスの取れた食事が難しくなることも多いですが、CO・OPドライパックシリーズがあればたんぱく質などが手軽に補給でき重宝します。
そのまま食べてもアレンジしても使い勝手の良いCO・OPドライパックシリーズ。常備しておきたい便利な商品です。


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缶 140g
パウチ 60g

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缶 100g
パウチ 40g
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缶 120g
パウチ 55g

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缶・120g
パウチ・55g

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パウチ・40g


材料:4人分
- 大豆ドライパック(缶)…1缶
- ひじきドライパック(缶)…1缶
- ツナ缶…1缶
- マヨネーズ…お好みで
作り方
- ポリ袋などに具材を全て入れて混ぜ合わせたらできあがり。

CO・OPドライパックシリーズは量もちょうど良く、そのままいろいろな料理に使えてとても重宝しています!特に大豆はふっくらとしていて大好きで、煮物やスープ、サラダにもよく使っています♪
福井市 まめまめさん
「大豆ドライパック」はとても重宝しています。切干大根の煮物やひじきの煮物にも入れています。
敦賀市 ほわいとままさん
「ひじきドライパック」がおすすめです。サラダやマリネに手軽に使えて、鉄分補給できます。
福井市 巻田さん
本誌で紹介させていただいた方にはお買物券(500円分)プレゼント!
Ganbaranya(がんばらにゃ)2025年3月号より
#食
2025年3月