夏の食卓に!元気の味方、たんぱく質
体にとって重要な役割を担っている「たんぱく質」。1年を通して日々の健康に欠かせない栄養素ですが、暑さで食が細くなりがちなこれからの時期こそ、しっかりとることが大切です。
監修:藤井 恵(料理研究家・管理栄養士)
夏の食事は意識して「たんぱく質をプラス」しよう。
たんぱく質は、筋肉や血液、骨、髪などの材料となるだけではなく、ホルモンや酵素、免疫抗体などになって体の機能を調整するなど、大切な働きをする栄養素です。その摂取量は健康的によく体を動かし、しっかりと食べている人なら大きな心配はないとされます。ただ、運動不足や加齢などで食事の量が減ると、それに伴って不足することに。食が進まない夏の時期はとくに、1食抜いたり、具なしの冷たい麺類で済ませたり、たんぱく質不足になりがちです。
たとえば、麺類の具に卵やツナ、サラダチキンなどを足す、豆腐や厚揚げ、納豆など大豆製品を献立にプラスする、牛乳やヨーグルト、チーズなど手軽に食べられる乳製品を利用するなど、夏の食生活をひと工夫してみませんか。
高たんぱくの食材や簡便品を、上手に取り入れて
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- トッピングやちょい足しで
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たとえば、夏に登場頻度が高い麺類には、調理不要でパパッと足せるたんぱく源を選んで、つけ汁やトッピングに追加してみましょう。冷たい麺は胃や腸の負担になることもあるので、具だくさんの温かいつけ汁に変えるのも◎。
国産若鶏のサラダチキン フレーク
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- 乾物や缶詰も高たんぱくな食品
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大豆が原料のこうや豆腐、さばやいわしなど魚の缶詰もたんぱく質が豊富。日持ちするので、ストックしておけば買物へ行けない日の料理作りに活躍します。
玉子とじ用こうや豆腐
〈三方五湖除く〉〈6月2回〉いわし蒲焼
〈3缶:6月2回〉
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- 食事でとれなかった日は“おやつ”で
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暑さバテから毎食の食事量が減ってしまうことも。そんなときは、おやつにヨーグルトやチーズ、豆乳などたんぱく質豊富な食材を。
- レシピ
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ベリーとナッツの
甘酒ヨーグルト
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- 手軽な加工食品を利用して
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たんぱく質を手軽に補える、調理済み惣菜も活用してみましょう。
枝豆がんも
〈次回6月4回〉
夏におすすめしたい
コープ商品
とは
- ・カルシウムや食物繊維など、とりたい栄養素がとれる
- ・野菜や大豆がとれる
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甘辛いひとくちサイズのミートボールです。カルシウム入りだから、栄養バランスが気になるお子さんにもぴったり。
テリヤキミートボール
〈3袋:6月2回〉 -
ねぎの風味たっぷりの、大阪の人気メニュー。国産ねぎを使用し、具には牛肉、牛すじ、こんにゃくを加えました。
ねぎ焼
〈次回6月4回〉 -
手軽にたんぱく質がとれるので、そのままおやつに。パンにはさんだり、サラダにトッピングしたり、料理の素材としても活躍します。
チルドおさかなソーセージ
〈次回6月3回〉
持病がある方は、かかりつけの医師や管理栄養士の指示に従ってください
Ganbaranya(がんばらにゃ)2025年6月号より
#食
2025年6月