水まわりの事故に気を付けよう
猛暑の中、水を使う機会、プールや海・川にお出かけする機会も増えてくると思います。大人は「大丈夫」と思ってしまう深さでもこどもは溺れてしまうこともあります。今回は、こどもに多い水に関する事故と気を付けたいポイントをお伝えします。ヒヤリとすることがないよう、十分気を付けていきましょう。
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入浴時に 溺れる (0~5歳くらい)
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- 大人が洗髪する際には、こどもを浴槽から出しましょう。
- 浮き輪の使用中でも溺れる事故が発生しています。保護者が目を離す状況で使用するのはやめましょう。
- お風呂から上がる際には、こどもを先に浴槽・浴室から出しましょう。
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浴槽へ転落し 溺れる (0~2歳くらい)
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- こどもが浴室に入ってしまい、浴槽をのぞき込み転落し、溺れることがあります。
- 入浴後は浴槽の水を抜き、浴室には外鍵を付けてこどもが入れないようにしましょう。
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洗濯機、 バケツや洗面器 などによる事故 (0~5歳くらい)
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- 使用後の洗濯機、バケツ、洗面器に水を溜めたままにしないようにしましょう。
- 洗濯機にはチャイルドロックをかけて蓋を開けられないようにしましょう。
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ビニールプールや プールでの事故 (1歳以上)
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- 水深の浅い場所でも、こどもが溺れてしまうことがあります。
- プールで遊ぶ時は、必ず大人が付き添い、こどもから目を離さないようにしましょう。
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海や川での 事故 (2歳以上)
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- こどもだけで海や川などで遊ぶことがないよう注意しましょう。
- 遊ぶ時はライフジャケットを着用させ、必ず大人が付き添うようにしましょう。
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ため池、 用水路、 排水溝、 浄化槽での事故 (2歳以上)
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- ため池、用水路、排水溝、浄化槽など、転落や溺れの可能性がある危険な場所に気付いたら、管理者へ柵の設置などを要請しましょう。
- 危険な場所で遊ばないよう日頃から話しておきましょう。
出典:「水まわりの事故」(こども家庭庁)
https://www.cfa.go.jp/policies/child-safety-actions/handbook/content-2
Ganbaranya(がんばらにゃ)2025年8月号より
#育児
2025年8月