よく噛んでゆっくり食事を楽しみましょう
和食中心の食事だった昔から比べると、食の欧米化に伴い、硬い物を食べなくなり柔らかい物が好まれる近年。
必然的に噛む回数が減ってきています。そして、口から食べ物を取り入れ栄養をとっている私たちにとって、よく噛んで食べることは実は健康にも深く関わっています。よく噛むことで具体的にどんなメリットがあるのでしょうか。
よく噛んで食べるといいこと、たくさん!
胃腸にやさしい
よく噛んで食べることは胃腸の消化の負担を軽減してくれます。
口の中をきれいに
唾液の分泌が促されることで口腔の殺菌、食べかすを洗い流す作用も。歯や歯ぐきの健康を保ちます。
顔・頭の血流促進
よく噛むこと、顎を使うことで頭の周りの血流を促進することができます。
さらに顔周りの筋肉を使うことで顎の発達を促し、歯の周りの骨も強くします。
肥満・食べ過ぎ防止
よく噛んで食べることで満腹のサインが脳に伝わりやすく、食欲が抑えられます。
さらに、口の中に長く留まることでゆっくり味わうことにつながり、素材の味を楽しめます。
“よく噛む”を習慣化するための食事
雑穀、豆類で噛む回数をアップ
野菜は根菜や乾物の利用も◎!
- 人参、れんこん、ごぼう、里芋など噛み応えのある根菜を。
- いつもより大きめにカットしたり、少し硬めに茹でるのがコツ。
- 切干大根などの乾物野菜も活用して。
宮崎県産切干大根人参ミックス
宮崎経済連直販
噛み応えのある食材を活用
小魚やナッツ、グラノーラなどは、おやつとしてそのまま食べるのはもちろん、サラダや炒め物などさまざまな料理に活用できます。不足しがちなカルシウム、食物繊維などの栄養補給にも有効です。
とっとなっつ
泉屋製菓総本舗
〈毎週企画〉
持病がある方は、かかりつけの医師や管理栄養士の指示に従ってください
Ganbaranya(がんばらにゃ)2023年5月号より
#食
2023年5月