●むし歯菌が感染しやすい時期 むし歯菌の感染には“感染の窓”と呼ばれる特に危ない時期があります。生後19～31ヶ月に感染しやすいと言われています。 むし歯菌の感染時期が遅ければ遅いほど、その後のむし歯の本数が少ないというデータがあります。 むし歯菌は唾液を介して感染します。つまりスプーンの共用や、可愛い我が子にチューをすることでも、お口の中のむし歯菌が赤ちゃんのお口に侵入し、棲みついてしまうのです。 しかし、子どもとのスキンシップは大切なことですから、むし歯菌の感染を恐れるあまりスキンシップをすべて絶つよりも、お母さんやお父さんのお口の中を常に清潔な状態にしておくことの方が大切です。

●治療しないで放ってあるむし歯はありませんか？ 治療していないむし歯がお口の中にあると、お口の中はむし歯菌がたくさんいる状態なので、感染リスクが大変高くなってしまいます。感染に対して神経質になり過ぎるのではなく、子どもの周囲の人たちが自分のお口のケアをしっかりと行うことが大切です。 保育者の方が自分のお口の健康を大切にすることが、子どものお口の健康を保つことにつながるのです。

参考：子どものオーラルケア | クラブサンスター