第2地区委員会(丹南エリア) 主催「平和祈念館に行こう!」を開催しました
第2地区委員会(丹南エリア) 主催
「平和祈念館に行こう!」を
開催しました
SDGs目標のひとつに「平和と公正をすべての人に」という争いのない平和な社会を実現するために掲げられた目標があります。第2地区委員会でも平和を考えるきっかけになるようにと毎年、平和活動を行っています。
戦後78年が経ち、だんだんと日本での戦争体験のお話を聞く機会も減っています。戦時中のお話を聞き、平和の尊さを学ぶため、7月24日(月)37名で滋賀県平和祈念館を訪ねました。
はじめに戦争に関するクイズで、実際に縫われた千人針や召集令状、焼夷弾を見せていただきました。
また、福井空襲でも大変な被害があったことを教えてもらいました。
その後、戦争体験者のボランティアの方に、「戦時中の遊びと食事について」お話しいただきました。
夏休みの宿題は、イナゴを捕まえて学校に持っていくことで、集まったイナゴを釜揚げにして食べ、たんぱく質やカルシウムを補ったそうです。遊びはあるものを工夫していたとのことで、新聞紙で折った飛行機や紙風船、またあやとりを体験させてもらいました。「その頃のことを思い出し、話をすると涙が出てきます。みなさん、平和で幸せな時代に生きていることを知っておいてほしい」と語られていました。
平和学習を終えて、戦争が本当にあったということ、戦争の頃のことを調べたり、戦争を体験した人の気持ちを聞くことで、戦争は嫌だ!という気持ちはずっと伝わっていくと思い、語り継ぐことの大切さを教えていただきました。これからも地道に平和活動を続けていきたいと思います。
「戦争の記憶が遠ざかるとき、戦争がまた私たちに近づく」 石垣 りんさんの詩より
Ganbaranya(がんばらにゃ)2023年9月号より
#トピックス
2023年9月