おやつは、大人にとっても子どもたちにとっても日々の楽しみの1つですね。
　幼児期のおやつは、3回の食事で摂れない分のエネルギーと栄養を補給する機会ですが、食事では食べてくれない“食材”を手作りおやつの材料に使ってみると、工夫次第で食べることができるようになります。
　例えば、乾物などは子どもたちが苦手なことが多いですが、戻して刻んで好きな材料と組み合わせて食べやすい形にすると食べることができるようになりますよ。
　お子さまが少し大きくなって料理に興味を持ち始めたら、材料をちぎったり、一緒に形を作ったりするなどのお手伝いをしてもらい楽しんで関わってもらうようにすると、好き嫌いの克服につながりますよ。興味を持ってきたら声掛けしてみると良いでしょう。
　おやつはエネルギーと栄養の補給が目的ですが、心の交流の機会にしていくと良いですね。子どもたちにとって、食べることは“楽しいこと”と実感することは大切です。