すくすく情報 仕事とふれあいは両立できる?
専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただきました。
「仕事とふれあいは両立できる?」とよく聞かれます。結論から先に言います。大丈夫、できます。
働くために、子どもをこども園に預けることは、決してマイナスなことではありません。こども園には、子どもと接するプロがいます。そしてお父さんお母さん以外の人と接することは、子どもの成長と発達にとって重要な一歩でもあります。
大切なことは、子どもにとって「安心できる場所」があることです。夕方になるとお父さんお母さんが必ず迎えに来てくれること。「今日も楽しかったね」「頑張ったね」と、認めて受け止めてくれること。そして一緒にいられるときにたくさんふれあってくれること。それが、子どもの安心感につながります。
もう1つ大切なことは、産後しばらくの間はしっかりと休むことです。赤ちゃんが幼いとき、特に2~3ヶ月までの間は、愛着関係を形成する上で非常に大切な時期だと言われています。赤ちゃんにかかりっきりになれる絶好のときです。
もし、「ふれあいが足りなかったかも」と思われるのでしたら、大丈夫。そのときから始めればよいのです。
「ふれあいに手遅れはない」ということをぜひ忘れないで、お子さんの大切な子ども時代を一緒に過ごしてほしいと思います。
幼稚園教諭、幼児体育教室講師の経験を経て、出産後から30年に渡り親子体操教室を行う。現在は、幼児・小学生を対象にした体育教室、子育て支援で乳幼児のふれあい遊び教室など、福井県内全域で活動中。
感染症を予防しましょう
インフルエンザなどの感染症が流行する時期になりましたね。以下のことに気を付けて、予防に努めましょう。
①ワクチン接種
②外出後の手洗い
③適度な湿度の保持
④十分な休養とバランスのとれた栄養摂取
⑤人混みや繁華街への外出を控える
⑥室内でのこまめな換気
冬場における換気の留意点
短時間に窓を全開にするよりも、一方向の窓を少しだけ開けて常時換気をする方が室温変化を抑えられます。暖房器具の近くの窓を開けると、入ってくる冷気が暖められるので室温の低下を防ぐことができます。人がいない部屋の窓を開け、廊下を経由して新鮮な空気を取り入れる方法も有効です。
Ganbaranya(がんばらにゃ)2024年1月号より
#育児
2024年1月