大切な歯を守るために!
6月4日(火)~10日(月)は歯と口の健康週間です。オーラルケアについて知り、いつまでも丈夫で健康な歯を守りましょう!
歯の大切な役割
歯・口の機能は大きく分けて4つ、“食べる”“話す”“顔の形を整える”“運動能力”があります。特に美味しく“食べる”ためには、平均20本の歯が必要だと言われており、1989年に現・厚生労働省と日本歯科医師会が『80歳になっても20本以上自分の歯を保とう』という『8020運動』を提唱しました。1993年には80歳で20本以上の歯が残っている人は11%程度でしたが、2016年には51%の人が20本以上の歯が残っているとの調査結果が出ました。(※1、2)昔と比較するとオーラルケアに対する意識が改善・向上してきていると考えられます。
健康な生活を送るために大切な歯ですが、何らかの原因で喪失してしまうことがあります。その原因の第1位が歯周病です。(※1、2)
(※1)厚生労働省「平成28年歯科疾患実態調査」
(※2)公益財団法人8020推進財団「永久歯の抜歯原因調査」(2018)
歯周病ってどんな病気?
歯周病とは世界で最も多い細菌感染症で、「歯肉炎」と「歯周炎」を総称するハグキの病気です。「歯肉炎」はハグキが赤く腫れたり、ちょっとしたことでハグキから出血したりしてしまう比較的軽度な状態を指します。一方で「歯周炎」は炎症がハグキだけにとどまらず、歯を支える骨にまで広がってしまう重度な状態を指します。歯周病菌は歯垢の中に潜んでおり、ハグキや歯根膜、歯槽骨などの歯周組織を侵します。放置してしまうと歯が抜けてしまう原因になるため、歯垢がたまりやすい歯とハグキの境目の歯周ポケットの清掃が大切です。
30代以上の10人に約7人(68.3%)が歯周病?
歯周病はシニア世代が罹ると思われている方が多いですが、実は30代以上の10人に約7人が歯周病に罹っています。(※1)また恐ろしいことに歯周病はあまり痛みを感じないために症状に気付かず病気が進行してしまいます。歯周病の簡易的なチェックをしてみましょう!
あなたは大丈夫?歯周病チェック
- お口のニオイが気になる
- 朝起きると口の中がネバネバする
- ハグキが下がって痩せてきた
- 冷たいものが歯にしみる
- 食べ物が歯と歯の間に挟まる
1つでもチェックポイントがあれば、歯医者の受診をおすすめします。
ソルテージがリニューアル
「薬用ハミガキ ソルテージⅡ」が2024年4月からリニューアルし「薬用ハミガキ ソルテージⅢ」になりました。
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〈リニューアル品〉
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医薬部外品
薬用ハミガキ ソルテージⅢ販売名:ソルテージC1
宅 〈5月3回〉
- 塩化セチルピリジニウム(CPC)
- 歯周病菌を殺菌
- β-グリチルレチン酸
- ハグキの炎症を抑える
- 塩化ナトリウム
- ハグキの引き締め
- ビタミンE
- ハグキの血行促進
(サンスター株式会社)
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PROFILE
サンスター株式会社営業 木下 祥真さん
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2019年度入社。コープ営業部にてコープ北陸を担当。組合員のみなさまの、日々の健康に貢献できるように学習会などで情報発信をしています。オーラルケアだけでなくスキンケアやヘアケアの学習会も実施しています。
Ganbaranya(がんばらにゃ)2024年6月号より
#くらし
2024年6月