去る10月22日、菅浜生協の駐車場で、
台風が接近していてあいにくの雨でしたが、菅浜地区の多くの組合員さんが参加されており、
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福井県生協連合会の活動を紹介します。
10月5日(木)
福井県協同組合連絡会は、福井県内5つの協同組合(福井県JA中央会、福井県経済連、福井県漁連、福井県森連、福井県生協連)が協同活動や情報交換を行いながら、社会的・経済的地位の向上と広く協同組合運動の発展を期することを目的としています。今年は福井県農業協同組合中央会(JA福井県中央会)の運営により、視察研修が10月5日に開催されました。
まず、JA福井市販売戦略室の三上浩一氏より「ジンジャーガールズの取り組みを通じたJAの販売戦略について~組織活動を事業へ~」と題してお話いただきました。
平成24年度から「福井をショウガで元気に!」を理念として、生姜をつくるメンバーを拡大して、収穫体験や、メーカーと加工品づくりなど外部との連携を広げていった経緯を伺いました。栽培の研修や視察、コンテスト、ハジカミ神社への豊作祈願など「楽しい」をイメージした活動を続けた結果、ジンジャーガールズは平成24年度の409人から平成28年度には1414人に、販売高は27万円から910万円に、加工品はゼロから6品目に増え、さらに福井国体での販売を見据えたお菓子をメーカーと試作中だそうです。「農業や組織活動は人の心を豊かにしてくれる。協同組合の挑戦で福井を元気にしましょう」と話を結ばれました。
JA福井市総合企画部(生活指導)次長でありジンジャーガールズのメンバーでもある渡辺ひろ子さんは「販売額や収穫高の数字目標が次のステップにつながる」ことを語られました。また、男性が圧倒的に多いJAの女性組合員の拡大もすすめているそうです。落ち着いた中にイキイキと輝く笑顔が印象的でした。
8月30日(水)、大阪市・シティプラザ大阪にて、『安心してくらせる地域づくりをめざして』をテーマに第29回近畿地区生協・行政合同会議が開催されました。
これは、近畿地区7府県(兵庫・大阪・京都・和歌山・奈良・滋賀・福井)で構成している近畿地区生協府県連協議会が、厚生労働省および各府県行政と懇談会を行うもので、毎年開催しています。
特別報告では 特定非営利活動法人 消費者支援機構関西 副理事長の片山登志子氏(弁護士)より、『消費者問題の現状と課題について考える~行政と生協への期待~』をテーマにお話いただきました。
(片山氏のお話のまとめはコチラ)
『「安全安心な市場」「良質な市場」の実現こそが新たな公共的な目標として位置づけられ、それは競争に質を高め、消費者・事業者双方にとって長期的な利益をもたらす唯一の道である』ことから、消費者志向経営がじわじわと企業に浸透しつつあるこの機会を逃さず、消費者の行動を引き出す多様な取り組みを工夫し継続することの重要性を熱く語られました。
他に、3本の活動報告が行政や生協からあり、安心してくらせる地域づくりのためにも、生協と行政の協力関係を深めることが有効であることを再確認できました。