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お父さんになるために

掲載日:2022年6月2日

すくすく情報

子育てに関する不安や悩みに、専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただき、情報誌「がんばらにゃ」で掲載しています。
子育ての参考にしてくださいね。

お父さんになるために

NPO法人パパHANDS 代表 岡田健治さんに教えていただきました。

 「お父さん」の役割をちゃんと果たしているの?と聞かれたら、悩んでしまいます。でも、家族とぶつかり合って支え合った経験が「お父さん」にしてくれました。その中からみなさんにも試してほしいことを3回にわたってお伝えしたいと思います。

 今月は1つ目「落ち着いて相手の話を聴く」です。
正直、今でもこれが一番難しい。それでも、相手の話を聴くことが、なによりも役に立つと断言できます。それは、今まで知らなかった、自分と違う価値観を知ることができるから。別の角度から物事をとらえられ、解決のヒントがそこにはあります。

 「大きな声で怒らない」あるとき、そう、ママと約束をしました(すいません、そんなパパだったのです)。それでもイライラしたときは、深呼吸とその場を離れることにしました。

 自分を落ち着かせるためでしたが、ママから見ると「約束を守ろうとしている」そう、思ってもらえたようです。今でもイライラすることはありますが、ママも同じように落ち着こうとしてくれているし、お互いがそう思っている様子が伺え、それが相手を思いやることにつながっていると思います。

NPO法人パパHANDS 代表  岡田 健治さんイメージ

NPO法人パパHANDS 代表  岡田 健治さん

共働きの奥さんと高校生の息子、小学生の娘の家族4人暮らし。子どもたちからは「とおちゃん」と呼ばれつつ、ずいぶん反抗されるようになっている。NPO法人パパHANDSを設立、公園で黒板を設置したりふれあい遊びでおじゃまをしたり、パパ同士で楽しんでいたら、12年が経ちました。