福井県民生活
協同組合概要

Greeting理事長からのご挨拶

組合員の幸せと
地域社会のために

理事長 松宮 幹雄

 2022年度は、引き続きの新型コロナウイルス感染拡大による様々な影響に加え、ロシアによるウクライナ軍事侵攻、広範囲にわたる物価高騰や超円安、さらには県内物流寸断を生じさせた南越前町を中心とする大雨被害など、国内外で歴史に残る多くのことがありました。
 このような中、第10次中期計画の2年目として、「人と社会に思いやりのある生協をめざします」をスローガンに、宅配では、コープの宅配アプリの利便性向上や、「お花の定期便」や家庭用品の定期登録、店舗では、インターネット注文「新・おつかいさん」サービスをスタートしました。また。将来的な出店に備えて新水産PCを併設した新ハーツ物流センターを稼働しました。くらしのサポート事業では、ペット葬祭のサービスの開始、グループ会社と連携したレンタル・写真サービスのスタート、福祉事業では、丹南きらめきの2期施設「丹南きらめきデュオ」、大野きらめきグループホームの開所を行いました。共済事業では大人向けコースや告知ゆるやかコースの商品改定が実現しました。再生可能エネルギー事業では2025年6月稼働に向けて敦賀市での小水力発電の準備を進めました。
 ウクライナ緊急募金や大雨災害地支援・募金に取り組み、また県からの要請を受けて「コロナ感染自宅療養者食料支援品」のお届け業務を受託、さらには、SDGs推進の一環として、県内11の団体(結成時。2023年3月末14団体)で「福井県フードバンク連絡会」を設立するなど、社会の平和と安定の確保に助力しました。組合員のみなさまのご支援、ご協力に感謝申し上げる所存です。

 2023年度は、第10次中期計画の3年目として、スローガンを「人と社会に思いやりのある生協を浸透させよう」を掲げ、宅配では坂井センターの稼働、OCR注文書の改善、カタログ部数削減を目的に発行停止できるチラシの種類の拡大、店舗事業では思いやりのある対応ができるように「あったかサポーター」の拡大、またハーツ学園の改装や11号店のオープンに向けての準備を進めます。福祉事業では、敦賀きらめきでの新規施設開設準備を進めます。共済事業では、コープ共済新あいあいの取り扱いを開始、再生可能エネルギー事業では、新たにハーツ7店舗で自家消費型太陽光発電設備を設置していきます。こーぷの学校は全エリアで開催、「こーぷの子育て商品モニター」など、若年層の参加拡大を進めます。

 2023年度も「組合員の幸せと地域社会のために」役職員一同まい進する所存です。

2023年6月

About福井県民生活協同組合とは

“組合員の願いを寄せ合い、協同の力でよりよいくらしを実現すること”をめざし、共同購入によって物資供給を行う福井県全域を対象とした地域購買生協として1977年に創立しました。
翌1978年に福井県より正式認可を受け、組合員の当生協に寄せる期待と願いに 応えるべく、本格的に生協活動を開始しました。
県民せいきょうは、組合員が力を合わせて、組合員のくらしと健康を守り向上させるため、出資金を持ち寄り、利用・運営する協同の組織です。

理念
組合員の幸せと地域社会のために
理想的な姿
「食と福祉と助け合い」の事業と活動と地域のネットワークによるシナジー効果を発揮し、「安全・安心のふくい」づくりに、組合員と職員、地域との協同の力で高い志を持って挑戦し続ける
使命
食の安全とくらしの安心で組合員と地域へのお役立ち
大切にしたい組合員価値
「安全・安心」「参加・参画」「お役立ち」「安定した経営」

Management 
quality activities
経営品質活動

県民せいきょうでは、事業と活動を進めるにあたり、より高い組合員の満足度向上や地域社会へのお役立ちを実現するために、2002年度から「経営品質活動」をスタートしました。

その結果、2003年度・2004年度には連続して福井県経営品質賞「優秀賞」、2005年度には「知事賞」を受賞し、地域から評価いただくとともに、審査に際していただく改善提言に多くの気づきをいただき、継続的に「経営品質向上活動」に取り組みました。

その後、2007年度には「日本経営品質賞」を受賞し、全国的にも評価をいただくことができました。
受賞内容・受賞理由・日本経営品質賞については経営品質協議会ホームページをご覧ください。

また、過去の福井県の受賞につきましては、福井県経営品質協議会ホームページをご覧ください。