子育てに関する不安や悩みに、専門家や子育てマイスターさんから資格や経験を生かしたアドバイスをいただき、情報誌「がんばらにゃ」で掲載しています。
子育ての参考にしてくださいね。
NPO法人パパHANDS 代表 岡田健治さんに教えていただきました。
6・7月号に続いて3つ目は「家事で当てにされる」です。
家事って本当、大変ですよね。「洗濯しといて」と言われ、洗濯機に入れたは良いけど…干す前に寝てしまい、朝、ドライヤーで乾かす経験ありますか?あります!
家事が滞ってしまうと、もう、次の日からいつもの生活ができません。ですから、ママさんは愚痴りながらも子育てしながらも止めることができないのです。そんなときに「イライラするなよ」なんて言われたときには「じゃー、じぶんでやってよ」となるわけです。
大切なのは「ありがとう」と「自ら行動」です。感謝の言葉は何度言われても元気になれます。それと、言われなくても気づいたことは自分からする、分からない家事は自分から聞く。初めはママの思いと違って困らせてしまうこともあるかもしれませんが、それも修正して当てにされるようになれば、「自分がしんどいときはパパが助けてくれる」とママの余裕も生まれます。一人で抱え込まずにパパに相談することもできます。
夫婦が相談し合い協力することは、子どもたちの大切なお手本です。「パパ、おねがいね」「ママ、よろしくね」普段から言い合える素敵な家族をパパからつくっていけると良いですね。
共働きの奥さんと高校生の息子、小学生の娘の家族4人暮らし。子どもたちからは「とおちゃん」と呼ばれつつ、ずいぶん反抗されるようになっている。NPO法人パパHANDSを設立、公園で黒板を設置したりふれあい遊びでおじゃまをしたり、パパ同士で楽しんでいたら、12年が経ちました。