ろうきょう(労働者協同組合)とは、多様な働き方を実現しつつ地域の課題に取り組むための新しい組織です。
少子高齢化が進む中、介護、子育て、地域づくりなど幅広い分野で、多様なニーズが生じ、その担い手が必要とされています。NPOや任意団体などがその担い手となって取り組みを進めてきましたが、後継者不足や財産が個人名義になるなどの問題から、思うように活動ができないケースも生じていました。そのような中、多様な働き方を実現しつつ、地域の課題に取り組むための新たな組織として、「ろうきょう(労働者協同組合)」という新しい法人形態が誕生しました。
福井県にはろうきょうの設立事例がまだなく、他県から大きく後れを取っています(2024年10月10日(木)現在)。
そのような中、2024年7月19日(金)に福井県や自治体、県民せいきょうで構成する「ふくい協同労働推進協議会」が発足し、ろうきょうづくりに向け、相互連携のもと取り組みを進めていくことが確認されました。
ろうきょうの基本原理とは?
- 組合員(労働者)が出資すること
- 話し合って営むこと
- 共に働くこと
相談・支援は無料です
「どんな仕事ができるの?」「設立する手続きの方法が分からない」など、ご相談ください。
- 設立事例、事業内容(例)
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- 放置された荒廃山林を整備しキャンプ場経営
- 農産物の共同生産・加工・販売
- 空き家管理
- 不登校児などの放課後の居場所づくり など
お問い合わせ
- ふくい協同労働推進協議会
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事務局: 労働者協同組合
ワーカーズコープ・センター事業団
福井事業所TEL: 0776-36-8381 受付時間: 平日10:00~16:00
県民せいきょうは、ふくい協同労働推進協議会の構成員です