福井県では、油揚げや打ち豆などの大豆製品をよく使う食文化があります。大豆には多様な加工品があり、安くて保存しやすいため、昔から家庭で親しまれてきました。また、栄養面を見ても、肉や魚、卵などの動物性の食品と並ぶ良質のたんぱく源であり、鉄やカルシウムなどの不足しがちな栄養素も補給することができる食材です。
このような優れた食文化を活かしながら、低塩分で野菜を多く使用したバランスのとれた食事を、福井県では、「ふくい100彩ごはん」として推奨しています。
- 食事宅配 おかず盛り6品
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専任の栄養士がカロリー、たんぱく質、塩分相当量をはじめ、栄養バランスを考えた献立づくりを行っています。
- ハーツのお惣菜 北海道まるごと牛肉コロッケ
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調理後の衣重量が全体重量の40%以下という「ふくい100彩ごはん」の基準をクリア。じゃがいも、玉ねぎ、牛肉、パン粉は北海道産の材料を使用し、少しスパイシーな味付けです。
福井県では、バランスのよい食事に加えて、減塩を推奨しています。「減塩」を前向きにとらえて取り組んでもらうよう、「省エネ」とかけて「省塩」という言葉を使って県民の適切な食塩摂取を目指していきます。
福井県民の1日の食塩摂取量(20歳以上)は、男性が平均11.9g(全国10.5g)、女性が平均9.9g(全国9.0g)と全国平均を上回り、“過剰”な状況にあります(※)。福井県の1日当たりの食塩摂取量の目標である、男性8.0g未満、女性7.0g未満を目指すために、1日当たり約3~4gの減塩が必要です。
食塩の過剰摂取を省く「省塩」にチャレンジしてみませんか。
(※)出典:令和4年度福井県県民健康・栄養調査、令和4年国民健康・栄養調査
食塩を摂り過ぎるとどうなる?
食塩(塩化ナトリウム)を大量に摂ると血液中のナトリウム濃度が高くなり、その濃度を下げるため水分を補給することで血液量が増えます。そうすると血管にかかる圧力(血圧)が高まり、その状態が続くと高血圧になります。高血圧は動脈硬化を起こしやすくし、さらには脳卒中や心筋梗塞といった病気のリスクが高まります。
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汁物は具だくさんにして汁の量を減らす
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しょうゆやソースは直接料理にかけずに別の皿に取って付ける
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練り製品や加工肉など食塩が多く含まれる加工食品は生鮮食品に置き換えるなどし、食べる頻度を減らす
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うどんやラーメンなどの麺類のスープはできるだけ残す