2021年度の取り組み

フードバンク・フードドライブ・
こども食堂支援
取り組み報告

県民せいきょうではSDGsの「誰ひとり取り残さない」社会の実現を目指し、フードバンク・フードドライブ、子ども食堂支援に取り組んでいます。

About2021年度の取り組み

フードバンク

第3回 2022年3月フードバンク活動実施報告

県民せいきょうではSDGsの「誰一人取り残さない」社会の実現や食品ロスの削減を目指し、フードバンク・フードドライブ、子ども食堂支援に取り組んでいます。今回3月福井県社会福祉協議会と連携して取り組んでいる「フードバンク活動」の第3回目を実施しました。食品提供事業者として、県民せいきょうのハーツ9店舗の他、株式会社ヤスサキグルメ館様や株式会社PLANT様、JAグループの福井パールライス株式会社様から食品提供をいただき、カップ麺、レトルト食品、缶詰、菓子・飲料、お米など全体で3,768点の食品が集まりました。
提供先は社会福祉協議会や自立支援センター25団体に加え、こども食堂ネットワーク福井を通じて希望のあった12団体、合計37団体に、3月21日~25日の期間に提供させていただきました。
次回のフードバンク活動は2022年6月の予定です。

ヤスサキ本社にてグルメ館11店舗より集められた食品の無償提供をいただきました。

JAグループの福井パールライスからJA福井県経済連で福井産米10kgを30袋無償提供頂きました。

県民生協の店舗共配センターにて、カップ麺、レトルト、缶詰など種類ごとに、重量と点数を数えて35団体に仕分けを行いました。

専用コンテナに分け、提供場所となるハーツ・きらめき12拠点に転送しました。

取りに来られたあわら市の子ども食堂さんにお渡ししました。

福井市の子ども食堂ひまわりキッチンでは3/27(日)湊地区(光陽)でフードパントリーを行い配布されました。

第2回 10月フードバンク活動実施報告

福井県社会福祉協議会と連携して取り組んでいる「フードバンク活動」の第2回目を10月実施しました。食品提供事業者として、県民せいきょうのハーツ10店舗の他、新たに地元スーパーの株式会社ヤスサキグルメ館様やお取引業者カナカン株式会社様、北陸コカ・コーラボトリング株式会社様から食品提供をいただき、カップ麺、レトルト食品、缶詰、菓子・飲料、お米など全体で9,379点と非常に多くの食品が集まりました。
提供先も従来の社会福祉協議会や自立支援センターの他、福井県子ども食堂ネットワークを通じて県内の子ども食堂にも希望を募り9団体から要望を受け、合計34団体に集まった食品を、10月25日~30日の期間に提供させていただきました。
次回のフードバンク活動は2022年3月実施の予定です。

北陸コカ・コーラボトリング様より飲料をいただきました。

ヤスサキ本社にてグルメ館様より集められた食品の提供をいただきました。

県民生協の共配センターにて、カップ麺、レトルト、缶詰など種類ごとに、34団体に均等に仕分けを行いました。

専用コンテナに分け、提供場所となるハーツ・きらめき12拠点に転送しました。

ハーツに取りに来られた子ども食堂さんにお渡ししました。

ハーツに取りに来られた社会福祉協議会の方にお渡ししました。

第1回 6月フードバンク事業実施しました

福井県民生協では、福井県社会福祉協議会と連携協力して、年3回店舗ハーツから県内市町の社会福祉協議会、自立支援センターを通じて「生活困窮者のための食料支援」(フードバンク事業)を行っています。6月県内10店舗よりカップ麺やレトルト食品、缶詰、お菓子、飲料など集めて、お取引業者様からの提供も含めてトータルで2,992点を、6月21日~25日の間に、希望される24団体にご提供させていただきました。
今年度も3回、今後10月、来年3月に実施の予定です。

フードドライブ

第2回 2021年12月
フードドライブのお礼とご報告

福井県民生協では「組合員の幸せと地域社会のために」の理念のもとフードバンクやフードドライブの活動に取り組んでいます。食品ロスの削減と地域福祉の支援をめざして12月県内自治体とも連携してハーツ10店と大野・勝山きらめきにて取り組んだフードドライブでは、全体で4,057点、お米863kg、生理用品87点、重量1,772kgと前回以上に多くの寄付をいただきました。ご寄付いただきました組合員、地域の皆様に改めて感謝申し上げます。
各事業所より地域の子ども食堂、福祉団体、社会福祉協議会、自治体など14団体にお渡ししました。生理用品については福井県共同募金会に贈呈しました。
福井市、鯖江市に加え、新たに大野市、若狭町の自治体においても一緒にフードドライブに取り組んでいただきました。また福井市木田小学校の5年生や越前市武生第2中学校の生徒さんが学校でフードドライブに取り組み、ハーツにご持参いただくなど、取り組みが地域に広がりました。

第1回 6月フードドライブへのお礼と報告

「“もったいない”を“ありがとう”に」「一人でもできる社会貢献」

食品ロスの削減と地域福祉への支援を目的に、6月11日(金)~13日(日)県内12カ所(店舗ハーツ10店、介護事業所大野・勝山きらめきの2施設)でフードドライブを実施しました。全体で3,307点、米352kg、重量998kgとなりました。点数で前年7月比442%、前回12月比121%と、非常に多くの食品を組合員、地域の皆様から寄付をいただきました。ご寄付いただいた皆様、商品の仕分け整理にご協力いただきました組合員の皆様、本当にありがとうございました。
フードドライブで寄付された食品については、地域の皆様から寄付いただいたことから、各事業所のある自治体や社会福祉協議会、子ども食堂など地域の13団体を通じて、必要とされる皆様にご提供させていただきました。
今回は福井市・鯖江市と時期を合わせて食品の受付を行いました。また福井市・鯖江市・越前市・大野市・勝山市の市政広報でフードドライブのお知らせをしていただきました。ご協力いただきありがとうございました。特に今回大野市とは大野きらめきに集められた多くの食品の寄贈式をさせていただきました。
次回第2回のフードドライブは、12月10日(金)~12日(日)の予定です。引き続きご協力をよろしくお願い致します。

こども食堂

コロナ禍で困窮している福井県内学生600人に、食料支援を実施しました

2021年度福井県下における協同組合(農業協同組合、漁業協同組合、森林組合、生活協同組合、ワーカーズコープ)が連携し、食品ロスの削減と余剰食品の有効活用を図るとともに、コロナ禍で生活困窮している家庭等への食品の提供を図り、SDGsの目標を達成していくことを目的に福井県協同組合連携事業としてフードドライブに取り組みました。その一環として昨年2021年12月、コロナ禍で困窮している福井県内の大学生600人に対して、JA福井県経済連(福井パールライス)、福井県漁連、福井県民生協(ハーツ)より提供した食品(一人に付き県産お米3kg、いちほまれレトルトご飯2パック、さば缶詰しょうゆ味、COOPヌードル2種、COOPレトルトカレー・ハッシュドビーフの8点)を、12月14日~16日に福井県内の5つの大学を通じて提供しました。
14日には福井大学文京キャンパスで贈呈式を行い、福井県民生協の松宮理事長、JA福井県経済連の坂本理事長、福井県漁連の中川専務が出席し、福井大学の上田学長にそれぞれ提供した食品(250人分)をお渡ししていきました。福井大学上田学長からは、「ずいぶん豪華な食品は学生にとって大変ありがたい」と感謝の言葉をいただきました。
15日には福井工業大学で、福井県民生協組織ネットワーク支援部織田部長とJA中央会の篠崎次長が出席し、学生代表2人に食品の贈呈(100人分)を行いました。学生代表から「コロナ禍でアルバイトが減り生活が厳しいなか、食品の支援をしてもらい大変ありがたい」と感謝されました。
上記の大学の他、福井県立大学(100人分)、仁愛大学(100人分)、仁愛女子短期大学(50人分)に同様の食品をお届けしました。

COOP商品、レトルトパックご飯、鯖缶詰の購入等については、2021年度日本コープ共済連の「CO・OP共済地域ささえあい助成金」を活用して取り組みました。

1月11日、提供した福井大学の学生から多くの感謝の声を頂きました。主な声を紹介させていただきます。

食品をいただけて、年末年始を乗り切る事が出来ました。本当にありがとうございました。私自身もこのご恩を忘れる事なく、困っている方々や問題を潜在している方々の存在にいち早く気付き、支援出来るような医療者を志していきたいです。

食品をご提供いただきありがとうございました。食品をいただき、生活の助けになるだけがありがたいのではなく、学生のために力になりたいと思っていただけること、そのご好意がとてもありがたく思います。新型コロナウイルスが流行してから、多くの支援をいただき、本当に多くの方に支えられていると実感しております。今回の支援を受け、改めて自分に今できる努力や4月から看護師として頑張りたいという思いがより一層深まりました。本当にありがとうございました。

この度は食品の支援をしてくださりありがとうございました。コロナ禍前も経済状況は余裕がありませんでしたが、コロナ禍の影響によりさらに収入が減少し経済状況が苦しくなっていたので、食品プレゼントは大変ありがたかったです。食費を節約するため食事の量を減らしていた時期もあるので、このような支援は、健康で大学生活を送るために非常にありがたいものでした。本当にありがとうございました。

勉強やバイトの後、疲れて料理する気力がない時に少しずついただいた食品を食べています。食品が入ったバッグはとても重く、それが支援してくれた方のご行為の気持ちの大きさのように感じました。今まで食品を無料でいただいたことがなく、夢のような気持ちです。この度は食品をプレゼントしていただき、本当にありがとうございました。

私達、学生が学びを継続させるために、食のご支援をくださり本当にありがとうございました。福井県のお米は本当に美味しいです。保存がきき、簡単に食べられる食品を選んでくださり、皆さんの優しさを感じました。これからも勉学に励みます。

今回、食料品の配布を行なっていただきありがとうございました。特に雪の降る冬に食料品の配布を行なっていただくことで、大雪による物流の停滞が発生した際の食料品の調達が困難になってしまう状況を防ぐことができるので非常に感謝しております。また、純粋に食料品の備蓄も万全になるのでこの機会を設けていただいて感謝しております。

この度は、福井県のお米やカップ麺、缶詰めのお品をいただき、誠にありがとうございました。お米は日々使うものですので、本当に助かります。カップ麺や缶詰めは年末の大雪で車を出せないときに非常食として重宝しました。お陰様で、寒い冬も暖かく過ごさせていただくことができ、大変嬉しく思います。重ね重ねとなりますが、ありがとうございました。

活動目標

今年も、こうした活動が地域に広がり、よりよい地域社会が実現できるよう、組合員や地域、他団体とネットワークを広げて取り組みを進めていきます。