
福井県民生活
協同組合概要
Greeting理事長からのご挨拶
組合員の幸せと
地域社会のために
理事長 檜原 弘樹

2024年度は、現金給与総額は増額するものの、コストプッシュ型のインフレにより実質賃金はマイナスとなり、私たちのくらしは厳しい状況が続きました。こうした中、県民せいきょうでは、「敦賀きらめきサービス付き高齢者向け住宅」の開設や「ハーツ恐竜」のオープン、また、「くらし応援全国キャンペーン」や「ハーツプライス」等家計応援企画を展開し、組合員のくらし応援に努めました。
地域との関係では、地域防災力の向上を目的とした福井県防災士会との連携に関する協定、「生活物流」「県民の防災意識の向上」「子育て支援」「SDGs」の主要4テーマでの事案を目的とした(株)福井新聞社との包括連携協定、敦賀市との包括連携協定(6自治体目)、坂井市・(株)バロー・(株)PLANTと食品ロス削減の推進に向けた常設フードドライブポストの設置等に関する協定を締結するとともに、ふくい協同労働推進協議会の立ち上げや運営の支援を行い、組合員や地域の皆さまに寄り添いながら、持続可能な社会(SDGs)の実現と、安心して暮らせる地域社会づくりに寄与しました。組合員はじめ関係者の皆さまのご支援、ご協力に感謝申し上げます。
協同組合は様々な分野での持続可能な社会づくりが評価され、国連は協同組合のSDGsへの貢献についての認知の向上と協同組合の振興を促すために、2025年を国際協同組合年 に定めました。県民生協でも、協同組合の役割や期待を学習し、役職員へ広めていく活動に取り組んでいくとともに、食と福祉と助け合いで安全安心の価値を高め、人口減少、少子高齢社会に対応した事業活動に取り組み、事業と活動と地域のネットワークをさらに推進し、持続可能な社会の実現をめざします
また、将来の生協を支える世代の組合員活動への参加や利用参加を推進します。さらに年間休日の拡大や教育制度の充実など、多様な働き方による人財確保と自律した職員育成に取り組み、誰もがイキイキと働き続けられる、キャリアアップをめざせる組織をつくり、ワークインライフをめざします。
2025年度も「組合員の幸せと地域社会のために」役職員一同事業や活動に邁進する所存です。
2025年6月
About福井県民生活協同組合とは
“組合員の願いを寄せ合い、協同の力でよりよいくらしを実現すること”をめざし、共同購入によって物資供給を行う福井県全域を対象とした地域購買生協として1977年に創立しました。
翌1978年に福井県より正式認可を受け、組合員の当生協に寄せる期待と願いに 応えるべく、本格的に生協活動を開始しました。
県民せいきょうは、組合員が力を合わせて、組合員のくらしと健康を守り向上させるため、出資金を持ち寄り、利用・運営する協同の組織です。
- 理念
- 組合員の幸せと地域社会のために
- 理想的な姿
- 「食と福祉と助け合い」の事業と活動と地域のネットワークによるシナジー効果を発揮し、「安全・安心のふくい」づくりに、組合員と職員、地域との協同の力で高い志を持って挑戦し続ける
- 使命
- 食の安全とくらしの安心で組合員と地域へのお役立ち
- 大切にしたい組合員価値
- 「安全・安心」「参加・参画」「お役立ち」「安定した経営」
Management
quality activities経営品質活動
県民せいきょうでは、事業と活動を進めるにあたり、より高い組合員の満足度向上や地域社会へのお役立ちを実現するために、2002年度から「経営品質活動」をスタートしました。
その結果、2003年度・2004年度には連続して福井県経営品質賞「優秀賞」、2005年度には「知事賞」を受賞し、地域から評価いただくとともに、審査に際していただく改善提言に多くの気づきをいただき、継続的に「経営品質向上活動」に取り組みました。
その後、2007年度には「日本経営品質賞」を受賞し、全国的にも評価をいただくことができました。
受賞内容・受賞理由・日本経営品質賞については経営品質協議会ホームページをご覧ください。
また、過去の福井県の受賞につきましては、福井県経営品質協議会ホームページをご覧ください。