
事例研究・業務改善への取り組み
About事例研究・業務改善への取り組みについて
「生協10の基本ケア」をテーマとした『事例研究』、「人材育成」「チームケアの質の向上」「情報共有の効率化」など『業務改善』につながる活動に各施設がチームを作り取り組みます。
いずれも、アセスメント、計画立案、実践、評価、考察といった一連の流れで約半年をかけ研究報告書としてまとめます。その内容を元にポスターを作成し、地区ごとにポスターセッションを行い、その年の優秀な研究や活動を選出します。
近年、感染症対策のため発表の様子を録画し、ソーシャルメディア等を利用した全職員参加型の選考を行っております。
今年度、事例研究は13事例、業務改善15件の活動が行われました。その中から職員投票により最優秀賞を獲得されましたチームの事例研究・業務改善活動をご紹介します。
2025年度 最優秀賞
「事例研究」部門
小浜きらめき通所介護・訪問介護・居宅支援
『Aさんのやる気スイッチを見つけよう!
~多職種協働で生きがいを取り戻すプロセス~』
「外出は迷惑をかける」「生きているだけでいい」と話すA さんは、度重なる転倒から活動への意欲が低下していた。自分らしい生きがいを取り戻すことを目的に、『生協10の基本ケア』の視点「夢中になれることをする」「ケア会議をする」を中心に多職種で協働し環境調整をするケアを行った。以前に戻すのではなく、どうすれば本人が楽しいと感じることを新たに選択できるか。
「デイサービスでの運動」「盆栽をデイサービスに持ち込み手入れする」「教える側として将棋相手となる」など、長年続けてきた楽しみを手がかりとして、声掛け、表情ノートへの記録をもとに支援した。その結果、本人の意欲や身体機能が向上、そして訪問介護サービスの中止や介護状態の改善(要介護3から2へ)につながった。
多職種を交え、本人や家族と継続的に話し合いながら、小さな役割と成功体験を積み重ねた本研究は、デイサービスを「自分の強みを発揮してよい場所」と本人が再認識し、周囲の評価から自信を取り戻していくプロセスを見出した取り組みとなった。
受賞された「小浜きらめき」の報告書をご覧ください。
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「業務改善」部門
羽水きらめき訪問介護
『移動時間をサービス提供時間に!!
~移動距離、時間ほどムダなものはない 生産性を上げよう!~』
ここ数年、訪問介護に携わる職員が当生協でも不足しており、新規のご依頼を断る事が増えてきたことに悩んでいた。そこで、何とか1件でも多く訪問を増やし新規依頼を断らず受けたいと考え、移動時間や距離を見直すことで訪問件数の増加、移動距離の削減、訪問職員の移動交通費の削減につながるのではないかと考え、改善に取り組んだ。
※用語説明 「N職員」:訪問介護に携わる職員
受賞された「羽水きらめき」のポスターセッションの様子をご紹介します。
報告書をご覧ください。
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